警察庁-自主防犯ボランティア活動支援サイト
 
     
表示拡大 大きくする 標準
 
ホームへもどる
自主防犯活動の状況等
全国ボランティア団体検索
自主防犯活動事例
地域安全安心ステーション事業
青色回転灯装備車の運用状況
 
警察庁
 
犯罪情報 行政支援情報等
 
 
 

地域安全安心ステーション事業

 三重県
 

あらしま地区こどもサポーターの会
どの子もうちの子 いつでも、どこでも、だれでも
活動拠点:鳥羽市立安楽島小学校



メンバーによる防犯パトロール
危険箇所マップ作成

構成員

主婦・パート・無職・会社員等。
人数:120名

結成の経緯

平成16年2月、帰宅途中の小学生が車両に乗車した不審車に「乗らないか」と声をかけられたことから、町内広報誌で注意喚起を実施。同文面を見た住民が「広報だけでなくパトロールすべきだ」との声が相次いだことから、ボランティア活動の呼びかけを実施したところ数名の賛同者が得られたことから「どの子もうちの子」を合い言葉にできることから始めようと平成16年4月に「あらしま地区こどもサポーターの会」が結成された。

活動の目的

社会の情勢の変化から多発する犯罪より、社会的弱者である青少年を守り、健全育成していくことを目的としている。

活動の内容

・夏休み期間中、約10回の昼夜1時間程度、約10名で防犯パトロール活動、街頭における青少年に対する声掛け活動を行っているほか、危険箇所をチェックしてマップにする活動を行っている。
・また日常生活の中で会員が外出する際「ついでにパトロール」と称し、買い物ついで・散歩ついでに子どもたちの見守り、声掛け運動を実施している。

【活動に必要な物】

「どこでもうちの子」等と記載のオレンジ色ジャンパー、懐中電灯


活動上の問題点・解消方法

結成当初、団体の活動が住民に知られておらず、ボランティア員の応募が少なかったが、統一のジャンパーを作成・着用してのパトロール活動を継続実施していくことで、地域住民に活動が受け入れられメンバーの増加に繋がった。
このほか「無理をせず、できることから始めよう」というスタンスから、会員1人1人が日々の生活の中で少年を守り、健全育成する活動を行っている。

関係機関・団体との連携方法

・鳥羽警察署と鳥羽駅前交番から防犯パトロールの活動要領、注意点の教示・各種犯罪に関する情報の提供を受けているほか、合同パトロールの実施、サポーターの会会合時における情報交換を実施している。
・安楽島地区青少年育成会等と学校のあり方について、会合等により情報交換を行うとともに連携した活動を行っている。

活動上の配慮事項

・犯罪者を検挙することが目的でなく、地区の子供達がいかに安全で安心な生活が送れるようになるかを考え活動している。
・活動に当たっては「いつでも・どこでも・誰でも」を合い言葉に、無理強いするのではなく、自分のできることからボランティア活動を始めようの精神で継続活動ができるように配意している。
・常日頃から青少年健全育成を念頭におき活動している。

参考

同団体の活動が現在活動中のボランティア団体だけでなく、ボランティア団体が存在しない地域にも影響を与えるなど、さらに地域安全活動の輪が広がりつつある。

一覧へもどる
ページトップへ