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地域安全安心ステーション事業

 愛知県
 

吉浜まちづくり協議会・吉浜こっこパトロール隊
地域住民 みんなで守ろう児童を
活動拠点:旧 吉浜駐在所を地域安全ステーションとして活用。       



地域の目で住みよいまち、つくろう

構成員

町内会会員、いきいきクラブ(老人会)、婦人会,PTA、警察OBなど
人数:129名

結成の経緯

近年、吉浜小学校区内において児童に対する不審者出没と、名鉄吉浜駅前にある吉浜駐在所の廃止(平成19年4月予定)に伴う駅周辺の犯罪抑止対策のため、吉浜小学校区の住民が一体となって駐在所を拠点とする防犯パトロール隊を発足することになった。そして地域住民、各種団体などに呼びかけ、平成17年12月に91名の賛同を得て、パトロ-ル隊を結成した。隊の名称については、以前、吉浜地区において「養鶏業」が盛んであったことから「吉浜こっこパトロール隊」とした。

活動の目的

吉浜小学校区内の住民参加により、青色防犯パトロール及び徒歩によるパトロールを実施し、児童等を犯罪から守るとともに地域内の防犯活動を行う。

活動の内容

現在、毎週3回、曜日は限定せず青色回転灯装備車を使用して、児童の下校時間帯に通学路に沿って、公園、住宅地などのパトロールを行っている。パトロールは、1チーム4人編成で1時間30分くらい行っている。また、毎月15日には「歩くパトロール隊」として、3チームに分かれて吉浜地区をパトロールしながら、時にはゴミ袋を持ってゴミ、空き缶、ペットボトルなどを拾う環境浄化活動を行い、地域住民に挨拶、声かけをして輪を広げている。今後は、夜間パトロールを実施する。

【活動に必要な物】

活動用ジャンパー、帽子、合図灯、懐中電灯、停止旗、のぼり旗など


活動上の問題点・解消方法

町内会、婦人会、いきいきクラブ、PTA等の各種地域団体の方が会員になってくれたのは、良かったと思うが、さらに地域全体が力を合わせることが重要と思う。地域住民に活動状況を知ってもらうには地道に続けていくことと、活動状況や防犯効果を広報していくことが必要と思う。そして活動が会員から知人へ、知人から住民へと網の目が広がっていくように活動の輪を広げたい。

関係機関・団体との連携方法

碧南警察署と高浜交番から犯罪情報の提供や防犯パトロールの要領、注意点などの教示のほか、合同パトロールの実施、防犯講習会の開催への協力を得ている。また、地域安全安心ステーションモデル事業の指定を受け、各種物品の貸与と、ボランティア保険の加入援助を受けている。
碧南高浜防犯協会連合会、高浜市地域協働部生活安全グループなどと連携し、市や防犯協会の行う防犯活動に参加するなどの連携した活動を行っている。
町内会、婦人会、吉浜小PTA、いきいきクラブ、警友会などで構成し、地域住民が一体となった防犯活動を実施。

活動上の配慮事項

「気楽に、気長に、安全に」をモットーに、体調や都合の悪い時は無理にパトロールに参加しないように呼びかけ、会員の負担にならないように配意し、活動が継続的にできるようにしている。

参考

結成当時、会員が91名であったのに、現在129名と増員となり、吉浜こっこパトロール隊の活動が住民に広がった。街頭犯罪の発生については、地域安全安心ステーションモデル事業の開所前(4~6月)58件と開所後(7月~8月)40件を対比すると、マイナス31パーセントと減少した。

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