地域安全安心ステーション事業
山梨県 |
こども安全見守り隊
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構成員富士見地区料理飲食店組合員 結成の経緯近年,身近で女性や子どもを被害者とする犯罪が増加し,日常生活の大きな不安と脅威となっていたことから組合員にボランティア活動の実施を呼びかけたところ,有志12名(現在は1名廃業により11名)の賛同を得て,平成18年6月に「こども安全見守り隊」として発足した。 活動の目的安全で安心して暮らせる地域社会の実現のため,地域の子どもの見守り活動と,地域の防犯パトロールを実施し,平穏な地域社会の確立に寄与することを目的としている。 |
活動の内容地区内の小中学校の登下校の時間帯に通学路において,月曜から金曜までの毎日,その日営業している店舗の会員が概ね4名体制で見守り活動地を実施している他,会員の車両に「こども安全見守り隊」のマグネットシートを貼り,仕入れ,出前,食器回収に併せてこどもの見守りと,不審者に対する声掛け活動を実施している。また「こども110番の家」として保護支援活動を実施している。 【活動に必要な物】 マグネットシール 懐中電灯 ジャンパー 防寒着等 |
活動上の問題点・解消方法
「こども安全見守り隊」の存在を知らせる必要があり,結成当日,新聞報道をして地域に知らせ,会員の車両へマグネットシールを貼って浸透をはかり,更にこどもに知ってもらうため警察の防犯教室へ参加,新入学児童との顔合わせ等を行い,その活動は地域へ周知されることとなった。
関係機関・団体との連携方法
4月24日,笛吹警察署長から公認証の交付を受け,犯罪情勢の提供や防犯パトロール活動の要領,注意点等の教示を受けている他,地元富士見警察官駐在所から細かな指導を受けている。
活動上の配慮事項
パトロールの目的~犯罪者を捕まえるのではなく,「スキがない街」をアピールすること。
パトロールの方法~無理せず出来る範囲で,事故を起こさないようにすること。
何かあったら~危険なことはしないで早めの110番通報
参考
警察本部地域課の協力を得てヘリコプターで空から小中学校の通学路等の確認を行った。 笛吹警察署防犯ネットワーク,ふじくん安心メールに登録し,不審者情報の提供を受け,同時間帯におけるパトロールも実施している。 団体の活動により、岐阜県内で地域安全活動の輪が広がりつつある。
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