地域安全安心ステーション事業

　茨城県
　

かんしんパトロール隊
～自治会内を犯罪から守る住民パトロール隊～
活動拠点：つくばみらい市伊奈東93－４　勘兵衛新田自治会館

会社員、自営業者、退職者など
人数：100人

空き巣や自転車盗の被害が多発していることを受け、防犯活動に関心を持つ住民の参加を得て、日常の散歩の機会等を活用した無理のないパトロール活動を行い、犯罪の抑止及び近隣住民の防犯意識高揚を図ることを目指して結成した。

住民の増加により、住民同士のコミュニケーションが希薄化し、近年、空き巣被害や自転車盗難などが増えている社会のなかで、安心して暮らせる地域社会を守っていくための主体的な活動を行い、街の防犯性能の維持及び向上を目的としている。

毎日の散歩の機会を捉えて、昼夜を問わず平均20人位でタスキや腕章、帽子等を着用してパトロール活動を実施しているほか、１ヶ月に２回位の頻度で自動車６台位を使用してパトロール活動を実施している。

【活動に必要な物】

電灯、腕章、メガホン、帽子、サインライト、タスキ

予算がないことから、活動に使用する物品を揃えるのが困難であったが、地域安全安心ステーションモデル事業の実施団体として選定されて物品の貸与を受けたり、自治会として補助を受けて物品を購入するなどして問題を解消した。

警察から犯罪情報などの提供を受けたり、県、市などと連絡を密にして連携を取っている。

散歩等の機会を捉えてパトロール活動を行うことにより、メンバーの負担を軽減し、継続的な活動ができるよう配意している。

パトロール隊が発足して以来、今年度まで犯罪率が毎年減少している。