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地域安全安心ステーション事業

 茨城県
 

野殿SP(セキュリティー・プロジェクト)
住民を犯罪から守る自治会主体で結束の団体
活動拠点:筑西市野殿集落センター



モデル事業防犯活動に必要な物品の貸与式

構成員

野殿自治会員
人数:22名

結成の経緯

侵入盗や自転車盗が多発している昨今、平成15年7月の自治会役員会開催後、車に戻ると車上ねらいに遭っており、白昼堂々の出来事に一同愕然とする。「自分達の地域は自分達で守る」を合言葉に、地元駐在所の指導を受け、同年10月26日に筑西市長、筑西署生活安全課長を招いて臨時総会及び発会式を行う。経費については資金源が無いため、自治会員の了承を得て会費を運用している。

活動の目的

発足にあたり規約を作成する。目的は「社会変化、治安悪化の世情の中で地域の安全・防犯・心の戸締り等、活動を反映し住みよい地域づくりの啓蒙活動、並びに地域の活動団体、駐在所、警察署等の連絡協調を図り、相互の親和を密に情報の提供、解決、予防を旨とし、安心して暮らせる地域づくりに寄与すること」である。

活動の内容

当自治会は、概ね東西2キロ南北1キロで東西を田園に囲まれた高台にあり、北には県西生涯学習センター、東には名峰筑波山、R294号線、西は関東鉄道大田郷駅まで約1キロと利便性に富んでいます。平成17年8月に青色パトロールの認可を得て4台配備、翌年8月には6台を追加して合計9台(1台廃車)で夜間パトロールを実施、犯罪防止に大きな武器となっています。また、旧下館市の「子供安全ボランティア」に隊員22名及び地域の老若男女を含めて30名以上が登録している。当地域より小学校までは1キロで交通量も多く、何時事件事故に遭遇するかわからないため、学校正門付近での立哨活動は勿論、学童の安全を見守る活動をしている。

【活動に必要な物】

青色回転灯の装着認可を受けた車両が9台あるが、回転灯は1個のみであるので増強をしたい。


活動上の問題点・解消方法

特になし

関係機関・団体との連携方法

筑西警察署生活安全課や地域に密着した玉戸交番と連絡を密にして、防犯の講演会や講習会、各キャンペーンへの参加をしている。平成18年10月4日には、筑西市内に所在するコミュニティプラザで「筑西市安全・安心まちづくり講演会」が開催され、団体の事例発表を実施して出席者の賛同を得ました。

活動上の配慮事項

「犯罪の事前防止策」に力を入れ、今年度より「野殿だより」を作成し、全戸配布している。昨年までは年度末の総会時まで把握できなかった地域の事件事故も住民に瞬時に通知するようにし、心の戸締りに充分寄与している。地域住民の安全はもとより、メンバーの安全確保のため、不審車両等の通報には単独行動を禁止し、複数により行動をしている。無理せず出来る範囲で活動するよう心がけている。

参考

野殿SPが発足する以前の平成14年、当地区内では二十件を超える住宅侵入盗があったと聞いていますが、現在では皆無に近い状況です。発足時には21本の立て看板を作製し、通学路には「注意しよう、知らない人の呼びかけに」の看板を、地域内の入口には「防犯強化重点体制地区」の看板をそれぞれ設置し、不審者の侵入を阻止するよう考慮している。また、野殿SPを参考に結成した自治会もあり、今後も発足の相談などについてご相談に応じます。ご利用下さい。

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