地域安全安心ステーション事業
茨城県 |
安心まちづくり連絡会(大島コミセン地区) |
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構成員地区内の各自治会自警団、PTA、子供会育成会など18団体 結成の経緯地区内の各団体は、自主的に独自の防犯活動を実施している。これらの団体が互いに連絡連携を取り合い、情報を共有し、防犯活動に反映、住民の防犯意識の高揚を図る「安心まちづくり連絡会」を平成16年に結成した。平成17年に地域安全安心ステーションモデル事業の選定を受け、さらに防犯活動の輪が広がった。 活動の目的安全で安心して住めるまちをみんなでつくりあげるために、防犯活動を行っている地域住民皆さんと、警察署(生活安全課)、学校関係(校長・PTA・子供会等)と情報を交換し、連携を図りながらそれぞれの環境に応じ、自主的に防犯活動を実施する。声かけ運動を展開し、コミュニケーションを図りながら防犯意識を高める。子供を守るのは大人の責務、学校の登下校時の子供達を見守る。 |
活動の内容・ 各自治会自警団は、数名単位で班を編成し、月28回程度の街頭パトロールを実施 【活動に必要な物】 帽子、ベスト、ジャンパー、ウインドブレーカー、合図灯、懐中電灯、カメラ、雨合羽、ライト付ペン等 |
活動上の問題点・解消方法
モデル事業に選定されたことで防犯意識が高まり、防犯活動に積極性が見られるようになったが、ややもすると、子供の保護者たちの関心が薄いように思われる。子供達を守るのは、警察や学校、地域でもなく、親の責任であることの認識等について連絡会で話し合い、また、昨年末の小学生の痛ましい事件を契機に、地域の防犯活動が理解されるようになった。連絡会等で警察署からの犯罪発生状況や防犯の話があり、関心が高まっている。パトロールも地域に定着し、挨拶や激励の言葉をかけられるようになり、地域住民とのコミュニケーションが深まっている。
関係機関・団体との連携方法
・ 毎月開催している定期連絡会に警察署員も出席し、犯罪状況の提供を受けるなど、構成団体間の情報を取り入れ、活動に反映
・ 警察署交番管轄地区防犯団体の連絡会に参加
・ 警察署、防犯協会等が実施する防犯キャンペーンへの参加で、他地区との情報交換等による連携
活動上の配慮事項
防犯活動は、継続し長続きさせることが重要な課題で、防犯意識の高揚と雰囲気づくり、何よりも活動が負担に感じないようにすることが大切である。そのために、防犯パトロールを日常生活習慣の一部としてとらえるよう配慮している(わんわん、散歩パトロールなど)。地域住民、特に子供達の保護者、高齢者などへ地域防犯に一生懸命努めていることのアピールを行い、理解を得る。
参考
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