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地域安全安心ステーション事業

 茨城県
 

安心まちづくり連絡会(大島コミセン地区)
“みんなでつくろう安心のまち、子どもの笑顔が見えるまち”
活動拠点:ひたちなか市大島コミュニティセンター



小学校の下校時に子供達を見守るパトロール

構成員

地区内の各自治会自警団、PTA、子供会育成会など18団体
人数:440人

結成の経緯

地区内の各団体は、自主的に独自の防犯活動を実施している。これらの団体が互いに連絡連携を取り合い、情報を共有し、防犯活動に反映、住民の防犯意識の高揚を図る「安心まちづくり連絡会」を平成16年に結成した。平成17年に地域安全安心ステーションモデル事業の選定を受け、さらに防犯活動の輪が広がった。

活動の目的

安全で安心して住めるまちをみんなでつくりあげるために、防犯活動を行っている地域住民皆さんと、警察署(生活安全課)、学校関係(校長・PTA・子供会等)と情報を交換し、連携を図りながらそれぞれの環境に応じ、自主的に防犯活動を実施する。声かけ運動を展開し、コミュニケーションを図りながら防犯意識を高める。子供を守るのは大人の責務、学校の登下校時の子供達を見守る。

活動の内容

・ 各自治会自警団は、数名単位で班を編成し、月28回程度の街頭パトロールを実施
・ 「安心まちづくり連絡会」全体として、年末や総会時の一斉パトロール、学校の入学卒業、学期の終業始業時の一斉見守りパトロールを実施。警察署、防犯協会等で行う犯罪撲滅運動、防犯キャンペーン等への参加協力
・ 青色回転灯車両(3台所有)による、月30回程度の街頭パトロールの実施
・ 小学校の登校日全日、登下校時、会員有志による特定地区のパトロールを実施
・ 毎月1回、警察署、構成団体代表による連絡会を開催

【活動に必要な物】

帽子、ベスト、ジャンパー、ウインドブレーカー、合図灯、懐中電灯、カメラ、雨合羽、ライト付ペン等


活動上の問題点・解消方法

モデル事業に選定されたことで防犯意識が高まり、防犯活動に積極性が見られるようになったが、ややもすると、子供の保護者たちの関心が薄いように思われる。子供達を守るのは、警察や学校、地域でもなく、親の責任であることの認識等について連絡会で話し合い、また、昨年末の小学生の痛ましい事件を契機に、地域の防犯活動が理解されるようになった。連絡会等で警察署からの犯罪発生状況や防犯の話があり、関心が高まっている。パトロールも地域に定着し、挨拶や激励の言葉をかけられるようになり、地域住民とのコミュニケーションが深まっている。

関係機関・団体との連携方法

・ 毎月開催している定期連絡会に警察署員も出席し、犯罪状況の提供を受けるなど、構成団体間の情報を取り入れ、活動に反映
・ 警察署交番管轄地区防犯団体の連絡会に参加
・ 警察署、防犯協会等が実施する防犯キャンペーンへの参加で、他地区との情報交換等による連携

活動上の配慮事項

防犯活動は、継続し長続きさせることが重要な課題で、防犯意識の高揚と雰囲気づくり、何よりも活動が負担に感じないようにすることが大切である。そのために、防犯パトロールを日常生活習慣の一部としてとらえるよう配慮している(わんわん、散歩パトロールなど)。地域住民、特に子供達の保護者、高齢者などへ地域防犯に一生懸命努めていることのアピールを行い、理解を得る。

参考

 

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