長崎県 |
掲載日:平成19年9月 |
椎木町防犯パトロール隊
地域の手で犯罪、非行のない明るい住みよい町づくり
■犯罪抑止につながった事例
椎木町地区では、地区内に高校・短大などが所在していることもあり、学生が多く居住している。夜間時における自転車の無灯火運転や、自転車盗の被害が多かったことから、同パトロール隊において「自分たちの手で住みよい町にしよう」ということで隊員それぞれが活動可能な時間で、町内のパトロール活動を実施した。その結果夜間時における無灯火運転の自転車の数が減少し、自転車盗にあっては平成18年中8件(平成18年上半期5件)の被害があったが、本年上半期は自転車盗が2件となり、前年同期比でマイナス3件(-60%)と減少している。
■事例に関する参考事項
青色回転灯車両を中心に夜間時のパトロール活動を重点的に実施したため、より効果があったと考えられる。町内の住民に対しても広報活動などを実施したことから活動が理解され効果的な防犯パトロール活動を実施することが可能となっている。また学校関係者、保護者等からの期待と感謝の声も高まってきており、今後一層の防犯意識の高揚を継続していくためにも、警察、自治体等との強固な連携が必要になると感じられた。