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自主防犯活動事例

 三重県
 

河芸町新上野地域安全パトロール隊
みんなで守ろう子どもの安全を



横断歩道通行指導

構成員

自治会(老人会)有志
人数:27人

結成の経緯

全国的に通学途中の児童を狙った犯罪などが発生し、子どもが犠牲になる痛ましい事件が多発したことから、犯罪から子ども達を守ると共に、希薄になりつつある地域住民の交流を深めるため「地域安全パトロール隊」を結成した。

活動の目的

昨今の少子化社会において、子ども達は地域の宝である。自治会の皆さんと一致団結して登下校時の児童の安全を確保すると共に、安全・安心のできる地域社会づくりを目的とする。

活動の内容

(1)通学時の見守り活動・下校時の出迎え活動及び団地内パトロール
   ○ 登校時の通学路における安全確保と見守り活動~毎週月曜日(2名体制)
   ○ 下校時の各学年ごとの児童の出迎えと同伴下校~週2回(2名体制)
   ○ 児童を各家庭に送り届けながらの団地内のパトロール活動
   ○ 大人も子どもも含めた積極的な「あいさつ」声かけ運動の実施。
(2)防犯ステッカー「安全パトロール中」の標識掲示
   ○ 自転車に貼付~20名
   ○ 自動車に貼付~7名
(3)「子どもSOS協力の家」旗の表示
   ○ 玄関先など目につけやすい場所に掲示~15戸

【活動に必要な物】

○パトロール活動に使用するグッズ
  ベルト、帽子、腕章、たすき、携帯電話、防犯ブザー、警笛、メモ帳


活動上の問題点・解消方法

○問題点
参加、協力者は高齢者が多く、若い世代の参加が少ない。
○ 解消方法
自治会回覧板で活動のPR(年2回)を行い参加者の増員に努めている。
学期末毎にパトロール会の研修会を開催し、活動方法などを検討している。
パトロール時に住民に協力を呼びかけている。

関係機関・団体との連携方法

○ 犯罪につながる危険性のある情報を入手した時は、警察・学校に連絡し、情報の共有に努めている。
○ パトロール隊の代表者と自治会との連絡を密にして必要な情報交換を行っている。

活動上の配慮事項

○ 高齢者が多いので、無理のない活動に配意している。
○ 不審者(車)や事故があった場合は、110番通報・小学校・代表者に連絡するように周知徹底している。
○ パトロール中、見知らぬ人にも積極的にあいさつするように努めている。
○ パトロール日誌をその都度つけている。

参考

犯罪者がもっとも恐れるのは「住民の視線」だと聞いています。「知らない人でも、他人に出会ったら積極的にあいさつしましょう。」と呼びかけています。
変質者、不審者(車)、犯罪者に「この地域での犯行は無理だ」と思わせる地域づくりを目指して、更に協力員を募り児童に対する凶悪犯罪等の被害防止と「明るいふれあいのある地域社会」を築くため、地域ぐるみで永くパトロールを継続して参りたいと思います。

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