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青色回転灯装備車の運用状況

 鹿児島県
 

NPO法人「日本犯罪防止事業団」
地域社会の安全は、地域住民自身の手で守ろう。



日本犯罪防止事業団の青色パトと実施者

構成員

会社員、自営業者、定年退職者。
人数:57人

結成の経緯

犯罪の凶悪化、多様化等により、警察活動が捜査に追われ、きめ細かな防犯活動が手薄になっている現状に鑑み、平成16年12月から制度化された「青パト」による地域の自主防犯活動を開始すべく、翌17年2月に鹿児島県で第1号(NPO法人として九州初)の「青パト」認定団体となった。

活動の目的

「地域社会の安全は、地域住民自身の手で守る」という基本的な考え方に則り、市民の生命と財産を犯罪から守るため、地域ごとの自主防犯パトロールを軸とした幅広い犯罪防止事業を展開することによって、地域社会の安全に寄与する。

活動の内容

鹿児島市内に16台、徳之島に2台の合計18台の「青パト」で、小学校低学年の下校時間である午後2時半頃から午後4時頃までのパトロール活動のほか、夜間は毎日、午後6時頃から午後10時頃までを中心として、防犯パトロールを実施している。
◆青色回転灯を装備した車両の運用状況
上記18台のうち2台が当事業団の所有で、残り16台は、会員の個人所有の車両を使用し、日々の防犯パトロールを実施している。

【活動に必要な物】

活動用のジャンパー、ズボン、制帽、ヘルメット、無線機など


活動上の問題点・解消方法

鹿児島市内を16台の車両で巡回しているが、巡回地域が広く、細い路地までの防犯パトロール活動が十分とは言えないので、更なる防犯効果の向上には、パトロール車両とパトロール実施者を増やす必要がある。また、県内で鹿児島市以外に徳之島だけにしか支部がないので、今後は県内の各主要都市にも支部を広げていきたい。ただ、最近は、当法人以外の「青パト」による自主防犯活動が県内でも増えつつあることから、これらの団体とも相互に協力しあいながら、地域全体の防犯効果を上げていきたい。

関係機関・団体との連携方法

当法人は、鹿児島県警察本部の「あんしん・あんぜんサポーター」に登録、同本部の「あんぜん・あんしんクリエーター研修会」などにも防犯ボランティア団体の代表として参加するなど、日頃から警察とは連携を取りながら活動している。
更に、県内で発生した女性や子供を対象とした犯罪については、県警察本部が携帯メールで配信する「県警あんしんメール」で情報を得て、防犯活動の参考としている。また、鹿児島中央警察署管内の青パト活動に取組む6団体で「青パト連絡協議会」を結成し、同協議会の会長として団体相互の連携強化と定期的な協議会開催による情報交換を行っている。

活動上の配慮事項

会員がパトロール活動中に事故を起こしたり、怪我をしたりしないように、警察で受講した「青パト講習会」のマニュアルに沿った活動を徹底するよう指導している。また、万一の事故に備えて会員全員を社会福祉協議会の「ボランティア活動保険」に加入させている。

参考

当法人は、内閣府の認証を受けたNPO法人であり、現在、鹿児島県のほかに宮崎県と兵庫県に支部があることから、今後も全国各地で「青パト」による地域防犯活動をしようとする団体や組織・個人のサポートをしていきたい。

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