青色回転灯装備車の運用状況
山口県 |
美祢地区防犯対策協議会カルスト防犯パトロール |
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構成員美祢地区防犯対策協議会員と地域住民の有志 結成の経緯全国的に下校途中の子どもが被害者となる犯罪が相次いで発生し、学校や保護者を中心に、不安の声が聞かれていたほか、当地区は高齢化率が高い地域であることから、「振り込め詐欺」や「悪質な訪問販売事案」の被害防止を図る必要性があった。 活動の目的社会情勢の変化に伴い、地域住民の身近なところで多発する各種犯罪等の防止活動を推進し、安全かつ安心して生活できる平穏な地域社会の創造に寄与することを目的としている。 |
活動の内容地域住民の自主防犯意識高揚に向けた広報活動、通学路の安全確保に向けた防犯パトロールを実施している。 【活動に必要な物】 統一の活動用帽子、腕章、広報用テープ 等 |
活動上の問題点・解消方法
美祢警察署管内では3番目の青色回転灯を装備した車両による防犯パトロール団体であるが、当初市民に対する活動内容等の認知度は低く、周知徹底することが課題であった。
自治体広報紙、有線テレビや警察署のメールマガジン等により活動の広報を行ったことから、地域住民、学校関係者に周知を図ることができた。
関係機関・団体との連携方法
地区防犯対策協議会職員に当該活動の事務局を委任し、他団体からの要望把握に努めている。
また、他団体が行う防犯パトロール活動にも参加し、協働してパトロールを実施している。
活動上の配慮事項
依然として学校や保護者の間では、下校時間帯における子どもの安全について不安を感じる声が多く、また、高齢者を対象とした振り込め詐欺や悪質商法といった事案も散発的に発生していることから、安心感の醸成と被害防止のため、当該車両の稼働率の向上に努めている。
参考
平成25年11月末現在、美祢警察署管内で稼働する青色回転灯を装備した車両は10台を数え、この他にも管内住民による自主防犯活動グループ25団体が、地域の実情に応じた継続的な防犯活動を推進している。
これらの活動から、防犯意識の高揚はもとより、地域の連帯感の再生といった効果も出ている。
地区防犯協会で導入している青色パトロール車両は、当地区における自主防犯活動のシンボル的存在となっている。
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