青色回転灯装備車の運用状況
岡山県 |
甲浦学区安全・安心を守る会
|
|
構成員甲浦学区内11町内会会長を中心とした地域住民有志 結成の経緯「安全・安心まちづくり、子どもたちの安全確保は地域のみんなで!」をスローガンに甲浦学区を中心とした光南台中学校区から犯罪を発生させさないこと、子どもの安全を確保することを目的として活動している。 活動の目的「私たちのまちの安全は,私たちで守ろう」をスローガンに,地域の有志のボランティアを募り,パトロール隊を結成し,藤田地区の街頭犯罪の抑止,子どもたちの見守り等を継続して行う。 |
活動の内容11町内の各担当者が毎月1回会合を行い、活動計画書を作成している。 主な活動は次のとおり。 ① 児童・生徒の登下校時間隊における通学路の防犯パトロール
【活動に必要な物】 ジャンパー、ベスト、腕章、帽子、Tシャツ、救急箱、懐中電灯、トランジスタメガホン、幟旗等 |
活動上の問題点・解消方法
当初は地域の関心も低くメンバーの勧誘も難しい状況でしたが、全国で様々な子どもが被害となる事件が発生したこともあり、次第に機運が高まり、メンバーも88人となった。
甲浦学区には岡山市役所児島支所があり、会の事務を担当する事務局を依頼しており、各世帯への犯罪情報の提供も随時行っている。
54台の青色回転灯装備車両が活動し、燃料高騰という問題に面していますが、「気楽に!気長に!危険なく!」を合い言葉に地域の安全・安心確保、子どもの安全確保のために継続した地道な活動を行っている。
関係機関・団体との連携方法
① 甲浦駐在所、小串駐在所と連携を取り、ミニパトと合同によるパトロールを随時実施。
② 隣接する小串学区防犯パトロール隊との合同パトロールを随時実施。
③ 活動記録を月報にまとめ、岡山南警察署生活安全課、甲浦駐在所へ報告。
④ 岡山南警察署生活安全課による防犯講習会、犯罪発生状況等の情報提供を受け、地域安全情 報の共有、防犯意識の高揚を図る。
活動上の配慮事項
① 危険を感じたら、110番等警察へ通報する。
② 声かけは、あくまでソフトに決して高圧的にならないように。
③ 不審に感じた時は、全てメモしておく。
④ 夜間パトロールは、必ず複数で実施する。
⑤ 営業店舗(コンビニ等)への立ち入りはオーナーの許諾を得る。
⑥ 子どもたち、地域の側に立って活動する。
⑦ 活動結果は日報に記入し、必要に応じて関係機関へ連絡する。
参考
現在では子どもたち、地域住民にメンバーの顔を覚えてもらい、活動も認知されてきているが、今までのメンバー個々の努力、試行錯誤があってのことだと思われる。
メンバー同士ができる範囲で無理をしないで、お互い協力しあって頑張ってきた甲斐あって、当初はパトロール車に出会う人から不思議そうな顔で見られていたが、今では会釈をしてもらえるようになり、子どもたちも手を振ってくれるなど親しまれている。
パトロール隊の活動により、地域全体に防犯・防災意識が浸透しているように思われる。
一覧へもどる |
ページトップへ |