青色回転灯装備車の運用状況
大阪府 |
榎本青色防犯パトロール隊 |
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構成員会社員、自営業など。 結成の経緯平成16年春、鶴見区榎本地区におけるひったくり等街頭犯罪の多発に伴い、鶴見署が同地区を「安全点検モデル地区」に選定したことを受けて「鶴見区榎本安全なまちづくり推進委員会」が発足。その後、効果的な地域安全対策を講じていく中で、同年12月に同委員会のメンバーを中心とした青色防犯パトロール府下第1号団体として結成された。 活動の目的青色防犯パトロールによる街頭犯罪発生抑止のほか、自前のチラシ作成等による被害に遭わないための情報提供などを行い、広く榎本地区の地域安全に寄与することを目的としている。 |
活動の内容毎日、昼間・夜間のパトロールを実施して榎本地区をくまなく巡回し、各種犯罪の発生抑止に努めるほか、子供の登下校時の見まもり活動等を実施している。 【活動に必要な物】 Tシャツ、帽子、懐中電灯等 |
活動上の問題点・解消方法
パトロールの増加により車両の燃料費等、活動費用の負担が増えてきたが、社会福祉協議会等の支援により賄うなどしている。また、当初は継続実施に不安もあったがマスコミ等で取り上げられたことにより実施者の活動姿勢も変わり、メンバーがやりがいを感じながら地域のために活動している。
関係機関・団体との連携方法
女性ボランティア団体「鶴見ひったくり防止レディース隊」が街頭犯罪抑止キャンペーンを定期的に実施するなど、自分達の地域のための活動を連携しながら実施している。また警察との協力体制も確立されて、ひったくり等の事案発生に伴う情報提供を受け、即応体制でパトロールを実施している。
活動上の配慮事項
実施にあたっては、各個人に負担が偏ったりしないように、また今後継続して無理なく実施していけるように計画的に実施している。
参考
パトロール開始後、榎本地区の2月から7月までの全刑法犯認知件数は前年同時期と比べ-17.4%(大阪府下全体では-4.9%)と減少し、中でもひったくりは-30.0%(大阪府下全体では-20.4%)、自動車盗は-40.0%(大阪府下全体では-25.0%)等と大幅な減少が見られるところであり、活動の成果が見られる。
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