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青色回転灯装備車の運用状況

 滋賀県
 

伊吹・山東防犯パトロール隊
 


 

構成員

子どもを持つ親、会社員、自営業者、老人会等
人数:103人

結成の経緯

米原市の東部は山間部と平地が混在し極めて閑静な地域であるが、平成16年9月、米原市内の小学校に小学生を殺害する予告文書が届いたことから、学校施設の安全管理と集団下校、通学路の安全パトロール活動が強化され、また街頭犯罪、不審者情報が増加の傾向にあったことから地域全体での防犯活動が望まれ、自治会長を通じて会員を募集した結果73人の賛同者を得て平成17年8月「伊吹・山東防犯パトロール隊」を結成したものである。

活動の目的

米原市内において犯罪のない安心して暮らせるまちづくりを目指し、防犯安全活動を行うものである。

活動の内容

毎月末、学校が作成配布している次月の下校時間表に基づいて、下校時間帯では通学路の主要な地点に配置して安全誘導を行い、集落間はパトロールして安全点検を行っている。
◆青色回転灯を装備した車両の運用状況

会員の私有車を使用し、下校時間帯には通学路を中心に運用している。

【活動に必要な物】

防犯パトロール中のステッカー、交通安全旗、帽子


活動上の問題点・解消方法

集落間の距離が長く、人家もまばらであることから、目が行き届かない場所は自治会や保護者会、老人会と連携して間隙が生じない工夫している。

関係機関・団体との連携方法

・米原市から補助金を受け、器材の購入や防犯マップを作成。
・教育委員会、学校からの不審者情報及び下校時間表の提供。
・米原警察署から子どもが被害者となった事件の情報提供。
・総会や役員会で情報交換を行い、共通の認識を持ち、また団体を米原市防犯自治会の傘下組織と位置づけ横の連携も強化している。 

活動上の配慮事項

あくまでも予防であり見せる活動である。
時間に余裕のある人が従事しており無理の無い活動が基本的な方針である。
地域の安心・安全なまちづくりに貢献していると認められ、滋賀県から表彰を受けたほか、米原警察署長からも表彰受けており、隊員全員が、周りの信頼を裏切らないよう心がけている。

参考

活動区域での平成14年の刑法犯認知件数は267件(最高件数)であったが、平成19年は同区域で刑法犯認知件数が115件であったことから-152件(-56%)の減少結果である。活動の成果により地域あるいは関係機関から高い評価を得ている。

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