青色回転灯装備車の運用状況
滋賀県 |
桜ヶ丘区 防犯パトロール隊 |
構成員自治会の有志および役員、および老人会有志、子供会 結成の経緯自然豊かな郊外住宅地である当地(490世帯)は防犯の観点からみると死角が多く、通学路にも人気が少ない。平成17年近隣区で空き巣被害が発生したことを機に自主防犯活動を自治会執行部で立ち上げた。老人会と子供会は以前から早朝の立ち当番をして下さっていたがさらに人数を増やし活発化した。青色回転灯については区民に募集をし、現在8台の車両が活動している。 活動の目的通学路の安全確保と空き巣などの未然防止、区内の危険箇所の早期発見など犯罪の起こりにくいまちづくりをめざす。 |
活動の内容毎朝7時20分頃から7時45分頃まで通学路の危険箇所での見守りと声かけ。交差点での横断補助。 【活動に必要な物】 「ほほえみ安全運動」たすき、車両=青色回転灯、区名入り防犯ステッカー、許可証、パトロール帳 |
活動上の問題点・解消方法
・死角等の危険箇所は立当番をする大人にとっても危険な箇所。カーブミラーなどの設置を検討。老人会の頑張りに触発されて活動者が一時増えたが、今は横ばいで同じ人が継続している。自治会広報などで呼びかけ(月1全戸配布)啓発。
・青色回転灯について、区民への周知は広報で活動状況を報告しており問題ないと思われる。通学路の一部で隣の区内を通行するため隣区への周知と小学校との連携が現在の課題(下校時刻にマッチしたパトロールや、危険マップの共有化、生徒保護者対象の説明会などができればよいが、出来ていない)。他の問題点は、夜間の巡回では宅内にかなり灯火が射すため走行を遠慮してしまう。
関係機関・団体との連携方法
市の教育委員会が発行する「かふか安全メール」で発信された情報を各自携帯電話に受信し、自治会の広報(月1回全戸配布)では防犯コーナーを設け「安全メール」で得た情報を公開、共有化している。青色回転灯資格者は当然防犯講習は受講済み。
活動上の配慮事項
各自が「できる範囲で」活動し決して無理はしないようにしています。各家庭が玄関先へ出て子供を見送ったり、出迎えたりするだけでも防犯効果はあると考えています。老人会の皆さんには本当に頭が下がります。せめて広報でその善意を讃えて区民に紹介しています。
青色回転灯車両は通学路巡回の際は最徐行で、事故がおきないように注意しています。
参考
「防犯活動強化区域」立て看板4枚を設置しました。また、ゴミ集積所と集会所に防犯カメラ3台を設置しました。
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