青色回転灯装備車の運用状況
福井県 |
白山地区マイタウン・パトロール隊 |
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構成員会社員、自営業者など 結成の経緯同地区は隣の町内までが離れており、また以前には同地区特産の「白山スイカ」等の農作物盗難も発生した事もあり、犯罪発生の危険性や農道を通る児童・生徒が狙われる可能性が認められることから、地域の犯罪予防及び子どもの安全確保を目的に、同地区内の自営業者・保護者等の有志が平成17年3月に同隊を結成し、更に、より効果的な見守り活動を実施するために平成18年7月から、青色回転灯装着車によるパトロール活動を開始した。 活動の目的全国的に声かけ事案等の子どもを狙った犯罪が多発している事から、地域の宝である子ども達を守り、更に地区内を犯罪のない安全で安心して暮らせる地域の実現に寄与することを目的としている。 |
活動の内容毎週2回、登校時間帯において同隊隊員が通学路上の交差点に立ち、道路横断の補助・警戒等を行っている。 【活動に必要な物】 夜行チョッキ、合図灯等 |
活動上の問題点・解消方法
活動当初は地区住民の認知度も低かったが、日々継続的な活動の実施により、現在は地区内の住民や児童・生徒だけでなく、通勤時に通りかかるドライバーにも同隊の活動が認知されている。また、福井新聞において同隊の活動内容が報道されている事から、市民にも同隊の活動が周知されている。
関係機関・団体との連携方法
越前警察署と受持ちの白山駐在所から犯罪情勢・注意点等の教示を受けている他、合同パトロールを実施するなど、警察との連携を図っている。また、同地区自治振興会からは装備品等の提供を受け、地域一体となって安全で安心して暮らせる活動を行っている。
活動上の配慮事項
不審者を捕まえるためではなく、地域住民が安全で安心して暮らせるまちづくりを目的に活動しており、参加は隊員の自主性に任せている事によって継続的に活動できるように配意している。
参考
本年は、同隊の活動により、犯罪発生件数は昨年同時期と比較して約半数まで減少し、声かけ事案や農作物盗難等は未だ発生していない状況である。
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