青色回転灯装備車の運用状況
福井県 |
神山っ子見守り隊 |
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構成員会社員、自営業者、保護者など 結成の経緯同地区には登下校時に民家の無い農道を通る児童がいることから、子どもの安全確保を目的に、同地区内の自営業者・保護者等の有志が結成を呼びかけ、平成17年6月に結成し、更に、より効果的な見守り活動を実施するために平成18年1月から、青色回転灯装着車によるパトロール活動を開始した。 活動の目的全国的に声かけ事案等の子どもを狙う犯罪が多発していることから、地域の宝である子ども達を守り、安全で安心して暮らせる地域の実現に寄与することを目的としている。 |
活動の内容毎日2回、登校時間帯午前7時から午前8時30分までの間、及び下校時間帯午後3時から午後4時30分までの間において、集団登校の同行・主要道路横断の補助・通学路上の交差点に立って警戒を行っている。 【活動に必要な物】 腕章、合図灯等 |
活動上の問題点・解消方法
活動当初は地区住民の認知度も低かったが、日々継続的な活動の実施により、現在は地区内の住民や児童・生徒だけでなく、通勤時に通りかかるドライバーにも同隊の活動が認知されている。また、平成17年11月に日本一安全・安心なまちづくりを目的として発足した「日本一安全・安心な“越前市・南越前町”まちづくり運動協議会」(会長 奈良越前市長)が本年9月に開催した住民大会の中において、同隊隊長が活動内容の発表を実施している事から、市民にも同隊の活動が周知されている。
関係機関・団体との連携方法
越前警察署と受持ちの広瀬駐在所から犯罪情勢・注意点等の教示を受けている他、合同パトロールを実施するなど、警察との連携を図っている。また、地区内所在の神山小学校と、児童の通学路の見直し検討や同校教職員との合同子ども見守り活動を実施するなど、学校とも連携を深めている。
活動上の配慮事項
不審者を捕まえるためではなく、地域全体で子ども達の安全を守っていくとの目的で活動しており、参加は隊員の自主性に任せている事によって継続的に活動できるように配意している。
参考
同隊の活動により、地域全体の自主防犯活動や子どもの安全対策に対する気風が高まってきている。
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