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青色回転灯装備車の運用状況

 千葉県
 

幸町自治区防犯会
児童に安全と安心を贈り、笑顔と元気をもらう。



警察との合同防犯パトロール

構成員

自治区会員及び防犯指導員
人数:35名

結成の経緯

犯罪の多発傾向を考慮し、平成10年6月自治会において第1回防犯対策会を開催。賛同者により防犯・防災を目的とした不定期の夜間パトロールを開始。その後平成11年4月「自分たちの街は自分たちで守る」を目標に幸町自治区防犯会を結成し通学児童の事故の多発に対し当地区内の通学路について児童の登下校時間帯の見守り(点検)パトロールも開始。平成18年7月以降は青色回転灯装着車両による夜間防犯パトロールを開始した。

活動の目的

区民の隣保共同の精神に基づく、自主的な防犯活動を行うことにより、地域防犯意識の高揚及び活性化並びに地域のモラルの高さを示すことにより、各家庭内における防犯意識の浸透を図る。

活動の内容

通学児童の見守りは、学校の通学日の朝の登校時間帯と昼間の下校時間帯において、各地点に最低限3名の人員を配置して実施
青色防犯パトロールは、週3日間、木更津警察署からの犯罪情報等を参考に事件・事故発生多発時間帯において2名によりパトロールを実施
◆青色回転灯を装備した車両の運用状況
パトロール車両は自治会で購入した軽トラックを使用。講習受講会員が中心となり、毎月の月間スケジュールを作成し運用している。

【活動に必要な物】

防犯ジャンパー、ベスト、赤色標識灯、懐中電灯、パトロール腕章、トランシーバー、ヘルメット、帽子


活動上の問題点・解消方法

結成当初は、統一されたユニホーム等が不備であり、また拍子木等で夜警、火の用心スタイルで行動していたため、地域の住民にはあまり理解されていなかった。防犯会として正式に発足し、児童の通学路パトロールを始めると同時に統一したネーム入りのジャンパー、帽子を着用することにより地域住民から挨拶を受けるまでになった。また地域内で木更津警察署による防犯講習会を開催したことにより、住民との接点が一段と拡大した。さらに平成19年8月千葉県公安委員会による「地域防犯情報センター」の指定を受けたことで、地区の防犯に対する認識が高揚した。

関係機関・団体との連携方法

木更津警察署と木更津駅前交番の犯罪情報を随時受けており当防犯会のパトロール計画の基礎となっている。また県防犯協会主催の防犯レベルアップ講習会にも参加している。

活動上の配慮事項

青色パトロール実施時には交通ルールを守り安全運行に徹する。また不審者・不審車両を見かけたら、自ら行動を起こさず、警察に急報する。通学路の安全確保にはまず児童との会話を重視しており、児童が持っている不審者や危険な場所など貴重な情報を共有している。

参考

「多くの人々がそれぞれの立場で少しずつ力を出し合うことが、子どもを守る橋頭堡になる。犯罪を防ぐ活動は社会的な営みで行政のみで解決できるものではない、さまざまな小さな取組の集積が子どもたちの安全を守る。」
私たちの行っている「青色防犯パトロール」や「青色防犯灯の設置」などが、地域住民の防犯意識の高揚につながり、「心の青色パトロール」を強化することとなり、最終的には小さな地域の「力」の輪を広げ、結集して子どもたちが安心して過ごせる社会をつくることが我々に与えられた責務である。

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