青色回転灯装備車の運用状況
茨城県 |
内原地区自警団グリーンパトロール隊
|
地域防犯はコミュニケーションが第一 |
構成員自営業、農業、会社員など 結成の経緯団体の発足以前、JR内原駅周辺における窃盗事件が多発していたことから、散歩をしている地域住民へボランティア活動への参加を呼びかけ、平成16年11月、「内原地区自警団グリーンパトロール隊」を結成した。 活動の目的内原地区自警団グリーンパトロール隊は「自らの安全は自ら守る」という絆で結ばれており、内原地区を犯罪から守り、「安全で安心できる街づくり」をモットーに活動する。 |
活動の内容 内原・江川地区を毎日ランダムに散歩しながらパトロールを実施し、毎週1回は班(4~8名)ごとに決められた曜日と時間でのパトロールも実施している。 【活動に必要な物】 のぼり旗、看板、啓蒙活動チラシなど |
活動上の問題点・解消方法
問題点
・団体の活動について、地域内の全住民からの理解を得るのは困難である。
・最近の原油高により、思い切ったパトロール活動が出来ない。
解消方法
・水戸警察署や水戸地区防犯協会等から援助があることから、徐々に解消されつつある。
関係機関・団体との連携方法
・水戸警察署、内原地区交番、内原小・中学校、水戸市地域安全課、水戸地区自警団連絡協議会などと連携を取り、情報交換や合同パトロールを実施している。
・地域安全ニュースは毎月発行し、隊員はもとより、警察や学校、防犯協会、銀行、市役所に配布。 ・水戸市安全安心まちづくり推進委員会会員として各種活動に参加している。
活動上の配慮事項
・隊員に高齢者が多いので、無理な活動をしないように配意している。
・団体の決定事項については、積極的に隊員の意見を取り入れるようにしている。
・使命感に燃えすぎて、危険な行為や過剰な活動をしないように注意している。
参考
内原地区は、大型店舗(イオン)の出店や、地域開発により人口が急激に増加したことなどから、犯罪の多発が懸念されたところであるが、当団体の活動などにより、管轄する水戸警察署管内の平成19年中の刑法犯認知件数は5,361件で前年に比べて1,108件(17.1%)の減少、内原地区を管轄する内原・大足駐在所管内の刑法犯認知件数も216件と前年に比べて78件(26.5%)と大幅に減少し、本年も内原駐在所管内の刑法犯及び街頭犯罪等の認知件数が減少している。
一覧へもどる |
ページトップへ |