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青色回転灯装備車の運用状況

 秋田県
 

ハチ公エンジェルス
犯罪のないハチ公の古里大館を目指して



ハチ公エンジェルスの隊員が「なまはげ」を着て鍵掛け運動を実施

構成員

自営業者・会社員・僧侶・保護者など
人数:58人

結成の経緯

平成16年4月から大館市内において、青少年の非行防止のための街頭指導をしたのが活動の始まりです。その後、地域での身近な犯罪の増加や児童に対する声かけ事案、全国的な子どもが被害者となる凶悪事件の発生などを受けて、現在は地域の犯罪防止活動、児童の見守り活動など広範囲に防犯活動を実施中です。

活動の目的

「地域の安全は自分たちの手で」を目的に、犯罪防止活動、児童の安全対策、青少年の非行防止活動などを実施しています。

活動の内容

一般隊員(エンジェルス)が、夕方、夜間にコンビニ、大型スーパー、ゲームセンターなどを巡回して子どもに帰宅を促すなどの声かけ運動を実施しています。また、高校生や中学生と一緒になった鍵掛け運動やロックパトロール、街頭キャンペーンなどを実施して、子ども達自身が防犯活動に参加する活動を展開しています。更に、美しいまちづくりが犯罪防止の要との観点から、落書き消しの環境美化活動や危険箇所の点検、改善要請なども積極的に推進するなど、地域住民と子ども達が一体となった活動を展開中です。
◆青色回転灯を装備した車両の運用状況
メンバーの私有車を活用して、登下校時間帯の子どもの見守り活動などを実施しており、学校、児童、地域住民からの期待と信頼を得ることが出来てきたと思っています。また、青色回転灯装備車両による夜間の巡回活動も実施しています。

【活動に必要な物】

ジャンパー、帽子、サンバイザー、チラシなど


活動上の問題点・解消方法

当初は活動が市民に浸透せず理解されにくい面もありましたが、揃いの赤いジャンパー、帽子を着用した地道な活動とマスコミなどに紹介されたことにより、市民の理解と信頼を得ることができ、地域の防犯意識の高揚に寄与することができたと思います。

関係機関・団体との連携方法

大館警察署から犯罪発生情報やノウハウの提供を受け、合同パトロール、キャンペーンなどを実施しています。また、秋田県の自主防犯活動団体活動支援助成金の交付を受け活動の活性化を図るとともに、防犯協会、青少年育成委員などとも連携を密にして、地域に根ざした活動を展開しています。

活動上の配慮事項

青色回転灯車には秋田犬2頭のカラー写真付き特大マグネットが貼られ、下校時の子供の目をひき、隊員らとの交流に一役買っています。

参考

ハチ公エンジェルスの活動する秋田県大館市は、渋谷駅で亡き主人を待ち続けた忠犬ハチで有名な秋田犬の本場です。JR大館駅前では忠犬ハチ公の銅像が、いつも隊員の活躍を見守っています。

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