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青色回転灯装備車の運用状況

 北海道
 

中頓別子ども安全パトロール隊
中頓別の将来を担う子ども達を犯罪から守る住民パトロール隊



青色回転灯装備車両とパトロール隊員

構成員

少年補導員、教育委員など
人数:17人

結成の経緯

全国的に学校帰りの児童・生徒が犯罪に巻き込まれる事案が多発したことをふまえ、少年補導員や中頓別町教育委員が中心となり、地域住民による子どもの安全を守る活動の実施を呼びかけた結果、15名の賛同者を得て、平成17年12月19日、「中頓別子ども安全パトロール隊」を結成した。結成後、中頓別町役場も積極的に活動を支援することになり、現在は中頓別町役場の車両を含め、青色回転灯装備車両5台を運用している。

活動の目的

児童・生徒の安全を第一として、町内におけるあらゆる犯罪の防止を図り、平穏な地域社会の確立に寄与することを目的としている。

活動の内容

平日、午後2時から午後4時までの間、交代でパトロール活動、街頭において学校帰りの児童・生徒へのあいさつ運動、夜間における青色回転灯装備車両による住宅街の巡回も実施している。
◆青色回転灯を装備した車両の運用状況
メンバーの私有車両、中頓別町役場の公用車を使用して活動を行っている。

【活動に必要な物】

活動用ジャンパー、活動用帽子、活動用腕章など


活動上の問題点・解消方法

結成当初は、自治体からの補助もなく手探りの状況が続いていたが、毎日の活動が住民に周知されるとともに中頓別町防犯協会から支援を得られるようになった。小学生との合同パレードの実施などにより、中頓別町の広報紙、地元地方新聞に活動を知らせる記事が掲載されるなどしており、団体の活動は住民に周知されている。 

関係機関・団体との連携方法

・枝幸警察署と中頓別駐在所から、犯罪情報の提供や防犯パトロールの活動要領、注意等の教示を受けているほか、中頓別駐在所のコミュニーティールームを活動の基点として提供を受け、同所に活動日誌を備え付け、活動の状況などの情報交換を行うなど、警察との連携を図っている。
・中頓別町防犯協会から活動に対する支援を得ており、活動ジャンパー、青色回転灯などの資器材の貸与の支援を受けているほか、中頓別町の職員も中頓別町の公用車1台に青色回転灯を装備し、同パトロール隊として活動を行うなど、地方自治体とも連携を取っており、児童・生徒の保護者、学校の教職員にも活動が理解され、大きな感謝を得ており活動の励みになっている。

活動上の配慮事項

犯罪が起こらない地域をつくるために、小学生などの登下校時に積極的なあいさつ運動を実施しているほか、地域の住民に対して安心感を与えるような活動を目指しており、隊員を4班編制にしてメンバーの負担を軽減するなど、継続的な活動ができるように配意している。

参考

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