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● 親族などになりすます手口 |
【主な手口】 |
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等と心配させ、今すぐお金が必要だという話を切り出してきます! |
【 具体的な手口 】 |
犯人は、被害者に電話をかけ 「オレだけど・・・」 などと言い、電話を受けた被害者自らが「○○かい?」などと息子や孫などの名前を聞き返し、以降、犯人はその息子や孫などになりすまします。 そして 「携帯電話を落とした(壊れた)ので、新しい電話番号を教える」 「カゼを引いて、のどの調子が悪い」 「頭の後ろの辺りにコブみたいなのができている」 などと、元々の家族の連絡先とは別の連絡先を伝えたり、声の違いなどを不自然に思われないように、カゼをひいているふりをすることもあります。 その後、日をおくなどして再度被害者に電話をかけ 「○○だけど・・・」 と、以前被害者から聞き出した、息子や孫などになりすまし 「株に手を出してしまい、会社の金を使い込んでしまった」 「今日中に●●万円を返さないと、会計監査が入ってクビになってしまう」 などと、今すぐお金が必要だという話を切り出してきます。 被害者は、実の息子や孫が大変な状態になっていると信じ込んでしまい、犯人の言うがままにお金を振り込んだり、送ったりして、だまし取られてしまうのです。 |
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「電話番号が変わった」という電話は詐欺! |
犯人が、息子や孫などになりすます場合、事前に、「携帯電話の番号が変わった」という電話(アポ電)がかかってくることが多くあります。 このアポ電によって、犯人は、被害者に対して、犯行に使用する携帯電話番号が息子などの新しい携帯電話番号であると信じ込ませ、本物の息子等と連絡をとらせないようにします。 そして、後日、再び犯人から電話がかかってきた際には、電話機の表示や犯人に言われてメモした紙を見て、被害者は電話を取る前から本物の息子などからの電話と思い込んでしまうのです。 その電話で 「友人の借金の保証人になった」「女性を妊娠させた」「電車の網棚に小切手が入ったカバンを置き忘れた」等と口実をもうけてお金を要求され、だまし取られてしまうのです。 警察では、 「電話番号が変わったという電話は詐欺」という簡潔なキーワードを広報していますが、犯人はアポ電で 「この番号は会社の携帯電話の番号だから登録しておいて」等と言って登録させようとする場合もあります。 |
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● 警察官などになりすます手口 |
【主な手口】 |
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等と驚かせ、不安な気持ちになるように仕向けてきます! |
【 具体的な手口 】 |
犯人は、被害者に電話をかけ 「●●警察署刑事課(又は生活安全課など)の●●という者です」 「銀行協会の者です。詐欺事件の関係で警察と協力しています」 と、警察官などになりすまし 「振り込め詐欺の犯人を逮捕したが、○○さんの口座が犯行に使用されていた」 「○○さんが口座を開いている銀行に詐欺の実行犯がいることが分かった」 「息子さんが、交通事故でけがをして話せないから、代わりに電話している」 「ご主人が痴漢をしたので、今事情を聞いている」 などと、電話を受けた被害者を不安な気持ちになるような話をしてきます。 そして、動転した被害者に対し 「あなたの口座のお金は、詐欺のお金の可能性がある」 「財産が差し押さえられることになるので、お金が下ろせなくなる」 「事故で相手に大きな損害が出たので、とりあえず保証金を支払った方が良い」 「痴漢をした相手の女性が訴えると言っているので、示談金を払った方が良い」 などと、更に不安をあおり、正常な判断ができないように仕向けた上 「今すぐお金を下ろしてください」 「早くお金を下ろさないと、使えなくなる」 「今すぐ保証金(示談金)を支払わないと、裁判になって、息子さんが刑務所に行く」 などと、すぐにお金を下ろさせたり、振り込ませるようにまくし立てます。 中には、事前に録音した駅構内や道路の音、女性の声などが聞こえるようにしたり、警察官や弁護士などを名乗る者が次々に電話口に出るなどして、あたかも本当の事件などが起きていると感じさせるような、劇場型の手口もあります。 その他にも、警察官などになりすました犯人が、言葉巧みに被害者からキャッシュカードをだまし取り、預貯金の全額を引き出してしまうという被害も発生しています。(クレジットカードをだまし取る場合もあり、キャッシング機能により、ATMなどから現金を引き出される被害も発生しています。) |
「カード預かります」は詐欺! 「キャッシュカード受取型」の典型的な手口の一つに、犯人が警察官などになりすますものがあります。 具体的な手口としては、警察などを名乗る犯人(架け子~電話を架ける役)から電話があり 「あなたの口座が(詐欺事件に)悪用されていることがわかった」 「新しいキャッシュカードに変更するため、銀行協会の職員があなたの自宅に取りに行く」 「キャッシュカードを預けてほしい」 「手続に必要なので暗証番号を教えてほしい」 などと言ってきます。 (※ クレジットカードが不正に使われたと言って、クレジットカードを要求する手口もあります。) 電話を受けた被害者はその言葉を信じてしまい、自宅を訪ねてきた警察官などになりすました犯人(受け子~キャッシュカードを受け取る役)を疑うことなく、キャッシュカードを渡してしまい、だまし取られるのです。 キャッシュカードを受け取った犯人(受け子)は、自らコンビニエンスストアや銀行のATM等を操作してお金を引き出したり、あるいは別の犯人(出し子~お金を引き出す役)がキャッシュカードを受け取って、お金を引き出すという手口です。 キャッシュカードをだまし取る具体的なやりとりはこちらをご覧ください~「警察官かたりの具体例」 |
偽サイトへの誘導に注意! 「警察官や検察庁職員を騙り、偽のサイトに誘導するものがあります。 具体的な手口としては、警察や検察などを名乗る犯人(架け子~電話を架ける役)から電話があり 「あなたの口座が詐欺事件使われている」 と言われ、更にインターネットで事件内容を確認するよう言われ、犯人が読み上げるURLを入力させられ、偽のサイトに誘導されます。 次に、同サイトで、事件番号や氏名などを入力するよう言われ、入力すると画面上に虚偽の事件内容や自身の名前が表示されます。 その後 「あなたの口座に不正な動きがある。口座を凍結したくないのであれば指示に従うように。先ず口座から全額を引出し、指定する口座に 一時的に振り込むように。これは返金されます。」 などと言ってきます。 被害者はその言葉を信じ、指定された口座に振り込み、金銭をだまし取られるのです。 ・ 警察官や検察庁職員がホームページのアクセスを求めたり、個人情報を入力させたり、現金振込をさせることはありません |
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● 振り込ませない振り込め詐欺 |
現金の振り込みを要求せずに、「同僚(上司)が取りに行く」、「バイク便業者を向かわせる」などと言って、自宅まで直接現金を取りに来る手口があります。 |
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