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日本経済が混乱をきたし、金融犯罪は増加の一途をたどっている。不正融資による商法の特別背任罪、総会屋への利益供与、悪徳商法、詐欺など、企業の不祥事、経済犯罪はますます巧妙化を増している。企業ぐるみの犯罪を追及するために、警察にも経理などの裏帳簿を見抜くプロフェッショナル集団がある。それが「財務捜査官」。公認会計士や税理士の資格を持ち、中には金融機関の職歴を持つものなど財務の解析能力を持つスペシャリスト達だ。

企業犯罪を暴く!

大阪府警財務捜査官
大阪に本社をおくA社が、多額の負債を抱えて会社更生法の適用を申請し、事実上倒産した。しかし、倒産の前年度まで決算は毎期、黒字を計上しており、利益の配当まで行っていた。大阪府警察は内偵を進めたところ、オーナー社長の指示で秘かに「裏帳簿」が作られていたことを突き止め、違法配当の容疑が固まった。実際は赤字経営なのに黒字に見せかける粉飾決算を行い、金融機関をだましていたのだ。捜査2課金融事件財務1係に所属する田中警部補は、民間の監査法人に勤めていた実務経験を持つ財務捜査のプロフェッショナル。田中はA社の捜索で押収した、あらゆる帳簿を精査し、粉飾決算が会社ぐるみで計画的に行われていたことを明らかにした。証拠を突き付けられたA社の幹部達は、自らの指示で組織的に行っていたことを全面的に自供した。
 
Case
実際の事件を基にしたフィクションドラマ
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