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|  私は警察署で、交通事故の捜査を担当しています。仕事の内容は、現場の見分や当事者の取り調べを通じてその原因を究明することです。 皆さんは、交通警察24時などのテレビ番組で、警察官が事故現場で当事者から話を聞いている様子を観たことがあると思います。一旦、事故が発生すれば、昼夜を問わず、天候も全く関係なく、真っ先に現場へ駆けつけて、戸惑いや不安の渦の中にある当事者から話を聞かなければなりませんが、私は、この仕事に非常に生き甲斐を感じています。 例えば、「死亡ひき逃げ事故」のような悪質な現場に駆けつけた時、被害者の無惨な姿や悲嘆に暮れる家族の方々を目の当たりにすると、逃げた犯人を絶対に検挙しなければならないという強い責任感や使命感が自ずと沸き上がってきます。 また、否認する犯人に対して二度と悲惨な事故を起こして欲しくないと願う強い信念をもって取り調べに当たり、その改悛した姿を引き出すことができた時、自分の存在感とこの仕事を選んで本当に良かったというなんとも言えない充実感に浸れます。 私はこの仕事を20年以上続けておりますが、以前はとても少なかった交通警察を志望する若者が最近では増えてきており、大変嬉しく思っています。その動機を聞くと、「学生時代に事故を起こした時、担当の警察官が親身になってくれ感激した」とか、「車が好きだから」という者もおりました。特に、車の名前や性能に詳しい方は大歓迎です。 しかし、この仕事に携わる者として、忘れてはならないのは、車を「走る凶器」にすることなく、「我々人間に恩恵を与えてくれる便利な物」として社会に安全に共存させるという強い気持ちだと思います。私と共に人生を一瞬で変えてしまう悲惨な交通事故を一件でも多く減少させて、皆が安心して暮らせる安全な社会づくりを目指す若者を心からお待ちしています。
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