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|  白バイ乗務員を目指した切っ掛けは、バイクツーリングが好きだった私が平安クィーンズの颯爽とした姿を見た時、「私の仕事はこれしかない。」という運命的、かつ必然的な思いからでした。入隊後は、白バイが体の一部になるという意味の「人車一体」 が実現するまで訓練が続きますが、私が選んだ「道」なので、辛い思いはありませんでした。 私が勤務する交通機動隊は、交通死亡事故を発生させないように、白バイやパトカーに乗務して、スピード違反などの交通事故に直結する悪質な違反の取締りを行っています。私は、違反者と話をする際に常に心掛けていることがあります。それは、違反をしたから「悪い」と頭ごなしに注意するのではなく、違反者が自ら反省し、二度と違反を繰り返さないという意識に芽生えてもらうことが重要だと考え、違反の状況や何が危険なのか、そして、「命の大切さ」を理解してもらえるよう「心」に訴える説明を心掛けています。時には、「あなたたちも大変な仕事やね。」「わかりました。これからは、違反しないように気をつけます。」と言ってもらえることがあり、「私の説明で、また一人安全運転ドライバーが誕生した。」という喜び、達成感を噛み締めながら、「次も頑張るぞ。」という込み上げる想いを感じています。 また、平安クィーンズならではの仕事もあります。京都では毎年、高校駅伝と全国女子駅伝が開催されますので、その安全な進行と交通事故防止のための先導を任務としており、昨年、初めて高校駅伝の先導を努めました。最初は不安もありましたが、ミラー越しに見える選手に「頑張れ。」と心の中でエールを送っているうちに緊張感もほぐれ、無事に任務を完遂することができ、安堵と清々しさが入り混じった気持ちになったことを今でも思い出します。 私は白バイ隊員を目指した初心を忘れず、命の大切さを訴え続けたいと考えています。
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