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|  最近、老眼鏡を買おうかと悩んでいる私から皆さんにお伝えしたいことは、警察ほど人間模様に触れる職場はないということです。20数年の警察人生を振り返ると、迷子になった幼稚園児から70歳を過ぎても警察に捕まる前科40犯の男、夫婦で騙し取った72億円詐欺、殺人事件を起こした暴力団員等、老若男女の人生を痛いほど見てきました。また、なぜ犯人を捕まえることができないのだという叱責から、犯人を捕まえてくれてありがとうという感謝の涙まで、被害関係者の感情全てを受け止めなければなりません。特に、刑事は、被害者の痛みを自分の胸に焼き付け、被害者のため、社会のために自分の靴をすり減らし「正義の炎を絶やさず悪を捕まえる。」ことを生き甲斐としています。 刑事である限り、炎が消えることはありません。 現在、私は、刑事企画課において、捜査情報から犯人を割り出す情報分析係、各県警察と連携を図る捜査共助係、外国人犯罪を取り扱う国際捜査係の3係を束ねる課長補佐をしています。外国語を話せなくても国際デカかと同僚には笑われていますが、グローバル化が進む国際犯罪に対応するためには、個別にその国民性や集住地域、犯罪形態等を知る必要があり、警察部内の通訳人とともに日夜奮闘しているところです。 私は、平成21年3月まで、警察職員の採用を担当していましたので、ここで一言皆さんにお伝えしたいことがあります。警察官として、どういう人が向いているかと言えば、体力、気力が旺盛で、そして、ちょっと学力を備えた人です。文武両道が、最良ではありますが、体力、気力がなければ、目の前の犯人を取り逃がし、張り込みでは睡魔に負け、聞き込みでは歩けなくなるといった羊にも劣るライオンと化してしまいます。 体力、気力に自信のある方、お待ちしております。
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