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|  私が高校生の頃、学校近くで殺人事件がありました。近所の人たちは皆一様に驚き、しばらくの間、あたりには不安と緊張感が漂っていたのを覚えています。そんな中、懸命に聞き込み捜査をする刑事の姿を見て安心感を覚え、自分のためでなく、人のため社会のために尽力する仕事に憧れを抱くようになりました。 夢叶って現在は捜査第一課で勤務し、常に適正な捜査に努め、刑事司法制度改革にも対応した「事件に強い刑事警察」をつくることを目標に、現場捜査員の指導と新しい捜査手法に関する企画(研究)業務を担当しています。たとえば、近年増加中の「振り込め詐欺」やインターネットを悪用した犯罪など、多様化する新しい形態の犯罪に対応した的確な捜査の手順や手法を指導するのが重要な仕事の一つとなっており、他府県や外国の事例を調査して紹介するなど研究を重ねています。また、法令の改正や裁判員制度施行など、司法制度の変化に応じた指導も必要となっています。 万一、指示を誤れば捜査に支障をきたし、憂慮すべき事態を招くことにもなりかねませんので、絶対にミスは許されません。責任は重大ですが、自分が指導した捜査員が、がむしゃらに頑張っている姿を見ると素直に嬉しく思いますね。 現場捜査員のサポート役として、「人のため、社会のために役立っている」という充実感と、いい意味での緊張感を味わいながら日々の業務に取り組んでいます。
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