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交通科学部
交通科学第一研究室
研究員

先輩の声(交通科学第一研究室)

現在の仕事内容とやりがいを感じるとき

先輩の声(交通一)写真

私の所属する交通科学部の仕事内容は、交通規制や信号制御、交通安全教育、交通指導取締り、交通事故事件捜査などに関する研究や、個別事故に関する鑑定、全国の警察職員に対する研修が挙げられます。私はこれらについて、交通工学の視点を持った技術者として参画しています。
モータリゼーションが急速に進んだ昭和30年代から、交通事故死者数は年間10,000人を超えるようになり、ピーク時には年間16,000人を超え、「交通戦争」と呼ばれるほどの惨状を呈しました。交通科学部は、そのような時代の要請のもと、道路交通を安全で円滑なものとするための方策を研究するために設立されました。それから約50年が経過し、各種交通安全対策や自動車の機能向上などの様々な努力の成果により死者数は年間4,000人台まで減少しました。しかし、国民の安全で安心な生活を実現していくという交通警察の方向性・業務の重要さは今も変わっておらず、その一翼を担う科警研の仕事は社会的意義が非常に高いものといえます。実際に科警研での研究成果が全国の交通警察の現場に導入された事例も多くあり、社会の役に立つスケールの大きな仕事に携わっていることを実感できます。これこそが科警研での仕事のやりがいだと思います。


科警研を目指す後輩に対してのアドバイス

先輩の声(交通一)写真

日々発生する交通事故や渋滞。これらの形態は多様性に富んでおり、まるでそれ自体が生き物の様でもあります。その解決策を見出していくためには、自分の分野の専門知識だけでは十分ではありません。柔軟な思考と幅広い見識をもとにした「センス」が必要となります。このセンスを身につけていくために、皆さんには自分の専門分野以外のことにも興味を持ち何事にも積極的に取り組んで行く姿勢を持っていただきたいと思います。
また、警察の業務は国民の生命や財産に直結しています。交通の分野でいえば、交通事故により命を失う人もいれば、渋滞による時間で損失を受ける人もいます。そのため、その仕事には慎重さが求められることも事実です。
以上のことから、科警研では、物事には積極的に取り組むけれども、大事なところは慎重に押さえることのできる、バランス感覚のある人材を必要としています。


科警研の魅力

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「科警研とは何をしている組織なのか」。私は外部の方によく聞かれるこの質問に答えるのが苦手です。それは、科警研の業務範囲が幅広く、ひとことで言い表すことが難しいからです。これは同時に、身近に様々な分野の研究者がいることを意味しています。彼らと交流することで、自らの知見を広めていくことができますし、時として研究室や部の枠組みを超えて共同で研究に取り組むこともあります。これが科警研という職場の魅力のひとつです。また、就業時間外には、野球やバレーボール等のスポーツや文化活動も盛んに行われており、仕事以外の交流も多くあります。
ここに書いてあること以外にも科警研での仕事のやりがいや魅力はたくさんあります。興味を持たれた方は、業務説明会やOB・OG訪問を利用して、是非あなたの目や耳で直接確かめてみてください。


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