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通信指令システムの新たなる課題

 近年、携帯電話の普及に伴い、緊急通報全体に占める携帯電話からの通報の割合が急増しており、特に110番通報においては過半数に達しています。固定電話においては発信者の位置を特定できる仕組みが既に構築されていますが、携帯電話においては技術的困難性等から実現されておりません。発信者の位置情報は、事案への迅速かつ確実な対応のために重要な情報になっていることから、携帯電話からの緊急通報における発信者位置情報を通知する機能を実現することが期待されています。
 平成15年12月に犯罪対策閣僚会議において策定された「犯罪に強い社会の実現のための行動計画」において、「通信事業者と連携し、携帯電話等を利用して緊急通報を行った場合でも、全地球測位システム(GPS)等を活用することによって受理側が発信位置を特定して迅速的確な現場への急行等の対応をとることのできるシステムを導入する。」旨が盛り込まれ、平成16年6月には、携帯電話からの緊急通報における発信者位置情報通知機能に係る技術的条件が情報通信審議会より答申として総務大臣に提出されました。それに伴い、本条件に基づいたシステムの平成19年4月における運用開始に向けて警察のみならず各関係機関と連携して検討を進めているところです。

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