警察は、個人の生命、身体、財産を守り、社会の安全と秩序を保つため、全力を尽くして日々活動を行っています。
それを支えるのは警察の「神経系統」である情報通信基盤であり、独自のシステムとして整備され、全国のあらゆる事件、事故、災害の発生時に直ちに対応できるよう、高度化が進められています。また、警察庁の大型コンピュータの登録情報を都道府県警察が活用するための警察情報管理システムにより、運転免許の即日交付や盗難車の早期発見等、行政サービスの向上や第一線警察活動の支援を図っています。
これら警察の情報通信システムの歴史は、現行警察法が施行された昭和29年以前の明治7年に溯ることができます。警察電話をはじめとする各種情報通信システムは、明治7年以降、逐次整備され、運用されてきましたが、特に戦後の半世紀において、半導体素子の発明及び製造技術の革新による機器信頼度の向上並びにLSI等の高集積部品の採用による小型・高機能化が進められてきました。
ここでは、警察の各種情報通信システムのうち、110番制度を支える通信指令システムと第一線の警察官からの様々な照会に応える警察情報管理システムの歴史を紹介いたします。












