昭和40年代に入って、都市への産業・人口の集中、電話の急速な普及並びに交通機関の飛躍的な発達に伴って、犯罪は、極度にスピード化し、広域化しました。その当時の110番制度では、110番受付電話を最寄りの派出所・駐在所等に設置することとなっていたため、広域事件においては初動体制が後手になっていました。また、電話局の加入区域と警察の管轄区域が異なることから、他署管内の警察機関に通報される場合が発生するなど、事件の受理及び初動体制に大きな支障を来していました。そこで複数の警察署管内にまたがる地域の110番を、その地域の中心となる警察機関(本部通信指令室を含む)に集中して収容し、通報に対応する体制を構築しました。