昇任階級章図
皇宮警察本部では、学歴や性別に関係なく昇任試験に合格することにより、上位階級への道が開かれています。また、海外勤務や警察庁・都府県警察への出向、国内・海外での各種研修などにより、皇宮護衛官のキャリアアップを全面的にサポートしています。

About My Career

| 平成8年 | 皇宮巡査任命 |
| 平成9年 | 坂下護衛署配属 |
| 平成12年 | 皇宮巡査部長に昇任 葉山御用邸配属 |
| 平成13年 | 護衛部護衛第一課兼務 |
| 平成14年 | 警視庁出向 |
| 丸の内警察署刑事組織犯罪対策課配属 | |
| 平成16年 | 坂下護衛署配属 |
| 平成17年 | 皇宮警部補昇任 |
| 平成19年 | 警備部警備第一課配属 |
| 平成20年 | 護衛部護衛第一課兼務 |
| 平成22年 | 皇宮警部に昇任 京都護衛署配属 |
現在は京都護衛署で京都御所をはじめ桂離宮、修学院離宮、正倉院など皇室用財産の警備を担当しています。京都御所や桂離宮などには、ほぼ毎日のように参観者が訪れており、春と秋には京都御所一般公開が行われますが、多くの人が御所を参観する中、私達も御所の警備に当たっています。
私は10歳から剣道を続けていますが、高校の時、剣道の恩師が皇宮護衛官を勧めてくれたのがきっかけです。
皇宮警察本部には「済寧館」という道場があります。
ここは数々の天覧試合が行われた由緒ある道場で、私達は済寧館で柔道・剣道・弓道の訓練に励んでいます。
「私もこの道場で剣道の稽古をしたい」と思ったのが皇宮護衛官を目指した最初の動機ですが、それ以外にも皇宮護衛官は天皇皇后両陛下はじめ皇族各殿下のお側で色々な仕事ができると知り、「日本人として、こんなに誇りの持てる仕事はない」と皇宮護衛官になる決心をしたのです。
平成21年、警備第一課で警備実施の係長をしている時に、『天皇陛下御即位二十年並びに天皇皇后両陛下御結婚五十年』に関する様々な慶祝行事の警備企画を担当させていただいた事が一番の思い出です。
皇宮護衛官として、このような御慶事の警備に携われる喜びはあったものの、当初は「天皇皇后両陛下はじめ皇族各殿下の御身辺の御安泰と、皇居に訪れる多くの国民の方々の安全を確保し、事件・事故を絶対に起こさないよう警備をやり遂げなければならない」との思いから、時折、その重責に押し潰されそうにもなりました。
しかし、慶祝行事の中での天皇皇后両陛下のお姿やお言葉に感激し、また、国民の皆さんが本当に喜んでいる姿を見た時の感動がそれを跳ね返してくれました。
これからやってみたい仕事はたくさんありますが、一つ目は、側衛官です。
やはり、皇宮護衛官を目指した時からの夢である側衛官になって、お側で天皇皇后両陛下はじめ皇族各殿下の護衛を担当したいと思っています。
二つ目は、皇宮警察学校教官です。
私自身、まだまだ浅学非才ではありますが、これから皇宮護衛官として将来を担ってくれる若者と一緒に汗を流し勉学に励みながら、皇室守護に対する思いを語り合いたいと思っています。
今後、側衛官、警察学校の教官になるという目標達成に向けて、更に多くの知識を吸収し、視野を広く持つために、機会があれば、外務省への出向(海外の大使館勤務)を始めとする他機関での経験を積むことで、自らの能力を高めていきたいと考えています。
皇宮護衛官は皇室守護のプロとして高い見識と技能が求められますが、私はというと、皇宮警察に入ったばかりの頃は右も左も分からず、皇宮護衛官として必要な知識や技能は、皇宮警察学校を卒業し、現場に出てからも上司や先輩から優しく(時には厳しく)教えていただき、なんとか今に至っているのが正直なところです。皇宮護衛官を目指すにあたっては、色々不安に思うこともあるかもしれませんが、皇宮警察学校では同期生と共に皇宮護衛官に必要な知識・技能を修得しながら絆を深め、楽しい思い出も作れます。現場に出てからも優しい先輩が色々教えてくれますので安心してください。
一緒に皇室守護のプロを目指しましょう。
待ってます。