ASEAN+3国際犯罪閣僚会議及び日・ASEAN国際犯罪閣僚会議の開催について
2017年(平成29年)9月21日、ASEAN+3(日中韓)の分野別閣僚級会議の一つであるASEAN+3国際犯罪閣僚会議及び日・ASEAN国際犯罪閣僚会議がフィリピンで開催されました。我が国からは、小此木国家公安委員会委員長が首席代表として出席し、テロや国際犯罪への対策について各国代表と協議しました。
会議風景1 会議風景2
○ ASEAN+3国際犯罪閣僚会議
【会議の概要】
米国における同時多発テロ事件やインドネシア・バリ島における爆弾テロ事件の発生等を契機として、ASEAN10か国(※)に、日本、中国及び韓国を加えた関係国間で、主として8分野(テロ、薬物、人身取引、マネー・ローンダリング、武器密輸、海賊、国際経済犯罪及びサイバー犯罪)について意見交換し、アジア地域における各国の連携強化を目指すために開催されています。
2004年(平成16年)からおおむね隔年で開催しており、今回が8回目です。
※ インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス
【結果と成果】
● 小此木国家公安委員会委員長は、国際テロ、サイバー犯罪、薬物取引といった国際犯罪に対処するための国際協力を更に強化していく所存である旨発言し、ASEAN各国はこれを歓迎しました。
● 各国首席代表は、国際犯罪対策のための協力を更に強化する意思を強調したこと等を内容とする共同声明を採択しました。
○ 日・ASEAN国際犯罪閣僚会議
【会議の概要】
ASEAN10か国と日本を参加国として、テロ及び国際犯罪対策について閣僚級で意見交換し、日本とASEAN諸国間の治安分野における連携強化を図るものです。
日・ASEAN友好協力40周年の節目の年である2013年(平成25年)に初開催され、今回が3回目です。
【結果と成果】
● テロ及び国際犯罪への対策におけるASEANと日本の協力に関する各国の関心事項についての意見交換において、小此木国家公安委員会委員長は、警察庁等が実施している具体的施策等に言及しつつ、国際テロ対策、サイバー犯罪対策といった課題への対処能力の向上及び国際協力の重要性を強調し、ASEAN各国はこれに賛同しました。
● 共同議長としての小此木国家公安委員会委員長による議事進行のもと、テロと闘い、国際犯罪対策を更に強化する意図を再確認したこと、また、拉致問題等国際社会における人道上の問題を解決することの重要性を強調したこと等を内容とする共同声明を採択しました。