G8司法・内務大臣会議G8ローマ/リヨン・グループAMMTC+3
条約交渉への参画ICPOマネー・ローンダリング対策
 

国際的な警察活動(国際的連携の強化)

○ G8ローマ/リヨン・グループ

世界経済における成長と責任

(サミット首脳宣言)

(仮訳・抜粋)

ハイリゲンダム

2007年6月7日

世界経済の成長と安定のためのG8アジェンダ

 

イノベーションの基幹としての知的財産権の保護

36.我々は、この重要な分野において、G8及び他の国々、特に主要新興経済国と知見を有する国際機関、世界知的所有権機関(WIPO)、世界貿易機関(WTO)、世界税関機構(WCO)、国際刑事警察機構、世界保健機関(WHO)、OECD、APEC、及び欧州評議会との協力を強化することにコミットする。我々はこれら諸機関に対し、この分野における取組を強化するよう呼びかける。

38.G8諸国間の協力を深化、向上させ、実際の執行面での成果を生む具体的な措置を実施することの緊急性に照らし、我々は以下を行うことを決定する。

(a)我々は、G8諸国の税関及び法執行機関の協力と協調を強化するために策定された税関及び水際取り締まり協力のためのガイドラインを支持する。このような見地から、我々は、適切な場合には、世界の関係法執行機関間の協力の改善につながるよう、世界税関機構(WCO)と密接に提携しつつ、効果的な情報交換制度の発展を特に歓迎する。

(b)我々は、関心を持つ開発途上国に対する知的財産権保護に関する新たな技術協力ガイドラインを支持すると共に、知的財産権の執行を強化し、海賊版や模倣品の取引防止に必要な能力を構築するため、それらの国々に対する既存のG8諸国の協力をより強化し、より良い連携を行うためのメカニズムを支持する。特定の開発途上国と協力しつつ、我々は、知的財産権の執行を強化し海賊版や模倣品の取引を防止するために必要な能力を構築するため、技術協力のパイロット・プランを立ち上げることに合意する。これらのパイロット・プランの進展は、2008年のG8においてレビューされる。

(c)我々は、知的財産権に関する深刻かつ組織的な犯罪に対処するためのG8諸国の協力の改善を目的とした勧告及びこれら犯罪の捜査と起訴に関する体系的な国際協力を促進するための更なる作業を支持する。

(d)模倣行為・海賊行為の国家経済、権利所有者及び公衆の健康と安全に対する経済的影響を推計したOECD報告に含まれる情報を評価しつつ、我々は、OECDに対し、その報告において、具体的な行動のための分野をさらに特定し、目標を定めるべく、加盟国とともに作業するよう奨励する。

(e)我々は、知的財産権の執行に関連する国際的な法的枠組みを強化する可能性に関して、各国の専門家による研究を継続する必要性を認識する。

(f)我々は、国際的な知的財産権の保護及び執行の取組を改善する最良の方法を検討するため、またより良いピア・レビューを含む活動のための勧告を提出するため、模倣行為・海賊行為に焦点を当てた知的財産権タスクフォースの設立を検討する。本件はハイリゲンダム・プロセスにおいても検討される。