被害者の実態

 
被害者の心理 被害者の方が抱える問題の中でも、精神的被害は深刻です。
 犯罪の被害を受けた後は、一種のショック状態が続き、身体にも心にも変調をきたすことが多いのですが、これは異常なことではなく、突然大きなショックを受けた後では誰にでも起こり得ることなのです。
  周りの人は、被害者の方の心理等を理解して接し、責めたり、無理に励ましたりすることなどを避けてください。被害者の方の心の傷の回復には、周囲の人々の理解と共感と支持が大切です。
心理的反応
恐怖感
自責感
不安感
無気力・絶望感
孤独感・疎外感
怒り・復讐心
身体的反応
緊張・動悸・
下痢・吐き気
不眠・悪夢
食欲不振
感覚的反応
感覚・感情が
マヒする
現実だという
感覚がない
自分が自分で
ないと感じる
記憶力、判断力
の低下
トラウマとPTSD

 トラウマ(Trauma:心的外傷)とは、一般に、犯罪や事故による被害、自然災害、戦争被害、家族や友人の死等の個人では対処できない衝撃の大きな出来事に遭遇したときに受ける精神的な傷をいいます。トラウマの症状は遭遇した出来事によって様々であり、例えば、子どもを失った親が、その後社会から離れて自宅に引きこもることもあれば、逆にとり憑かれたように仕事にのめり込んだりすることもあります。

 PTSD(Post-traumatic Stress Disorder:外傷後ストレス障害)とは、一般に事件等の出来事によりトラウマを受けた人が、その出来事の数週間から数ヶ月後に

●事件等を思い出したり、その夢を見たりするなどその時の苦痛をたびたび再体験する
●事件等の現場に近づけないなど、事件等を思い出させる行為や状況を回避する
●常に緊張して眠れなかったり、びくびくしたりする状態が長期間にわたって続く
などの持続的な精神的、身体的症状を呈することをいいます。

 トラウマの症状が人により様々であるのに対し、PTSDの症状は、個人の性格や生活史にかかわらず、かなり共通したものであることが明らかとなっています。


被害者の実態[被害者の抱える様々な問題]
警察による被害者支援の経緯警察による被害者支援の具体的取組み
関係機関・団体等との連携
ひとりで悩まないで~被害に遭われた方へ
資料編法令編
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