| トラウマとPTSD トラウマ(Trauma:心的外傷)とは、一般に、犯罪や事故による被害、自然災害、戦争被害、家族や友人の死等の個人では対処できない衝撃の大きな出来事に遭遇したときに受ける精神的な傷をいいます。トラウマの症状は遭遇した出来事によって様々であり、例えば、子どもを失った親が、その後社会から離れて自宅に引きこもることもあれば、逆にとり憑かれたように仕事にのめり込んだりすることもあります。 PTSD(Post-traumatic Stress Disorder:外傷後ストレス障害)とは、一般に事件等の出来事によりトラウマを受けた人が、その出来事の数週間から数ヶ月後に ●事件等を思い出したり、その夢を見たりするなどその時の苦痛をたびたび再体験する ●事件等の現場に近づけないなど、事件等を思い出させる行為や状況を回避する ●常に緊張して眠れなかったり、びくびくしたりする状態が長期間にわたって続く などの持続的な精神的、身体的症状を呈することをいいます。 トラウマの症状が人により様々であるのに対し、PTSDの症状は、個人の性格や生活史にかかわらず、かなり共通したものであることが明らかとなっています。 |