第2節 精神的・身体的被害の回復・防止への取組


(7) 地域格差のない迅速かつ適切な救急医療の提供

厚生労働省において、ドクターカー・ドクターヘリの普及や、初期救急医療、入院を要する救急医療、救命救急医療の体制の整備を図っている。

また、メディカルコントロール(MC)体制*4については、救急業務の高度化のために全国に約250設置されているMC協議会の質を底上げすることを目的として総務省消防庁・厚生労働省において、全国MC協議会連絡会を開催し、充実強化を図っている。


(*4) 救急現場から医療機関に搬送されるまでの間において、救急救命士などが行う救急医療活動について、医師による指示、指導・助言、事後検証を行い、その質を保障する体制。


<< 前頁   [目次]   次頁 >>