第2章 パネル調査結果

2.類型別調査結果

7)今後実現・充実させていくことが望ましい施策について(問18)

問18 今後実現・充実させていくことが望ましい施策(複数回答)

 今後実現・充実させていくことが望ましい施策については、類型にかかわらず「犯罪被害者等に対する加害者の情報提供の拡充」(殺人・傷害等で40%、交通事故で64%)や「民事損害賠償請求への援助」(殺人・傷害等42%、交通事故41%)を望む声が大きい。

 その他、類型別にみると、殺人・傷害等で「犯罪被害者等に対する給付制度の充実」(50%)、「地方自治体における支援体制の充実・強化」(37%)の割合が多く、交通事故では「司法・行政機関職員の理解・配慮の増進」(35%)と「PTSD等重度ストレス反応の治療専門家の養成」(35%)が比較的多くなっている。

 昨年度調査と比較しても、これらの傾向に大きな違いはみられない。

 被害者との関係別、被害からの経過年数別にみても、全体的な傾向に大きな違いはないが、自身が被害にあわれた人(50%)と被害から3年未満の人(41%)で、「犯罪被害者等に対する加害者の情報提供の拡充」や「民事損害賠償請求への援助」に加えて、「PTSD等重度ストレス反応の治療専門家の養成」を望む声が強くなっている。その他、類型にかかわらず「司法・行政機関職員の理解・配慮の増進」を望む声も比較的強くなっている。

○今後実現・充実させていくことが望ましい施策(類型別)

今後実現・充実させていくことが望ましい施策(類型別)
昨年度調査結果:今後実現・充実させていくことが望ましい施策(類型別)

昨年度調査結果:今後実現・充実させていくことが望ましい施策(類型別)

○今後実現・充実させていくことが望ましい施策(類型別)

<性犯罪(n=6)>

今後実現・充実させていくことが望ましい施策(類型別)<性犯罪>

○今後実現・充実させていくことが望ましい施策(被害者との関係別)

今後実現・充実させていくことが望ましい施策(被害者との関係別)

○今後実現・充実させていくことが望ましい施策(経過年数別)

今後実現・充実させていくことが望ましい施策(経過年数別)

 

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