目的
犯罪被害者等基本法(平成16年12月成立)及び第3次犯罪被害者等基本計画(平成28年4月閣議決定)に基づき、犯罪被害者等施策を推進している。これらの施策の推進に当たっては、国のみならず地方公共団体における取組も重要であり、平成26年度より地域における犯罪被害者等支援体制の整備促進事業を行っているところである。
横浜市及び警察庁では、犯罪被害者等を支援する関係機関等との間で共有された課題の解消を目指し、もって地域における連携支援体制の更なる充実を図るため、「途切れない支援のための共通支援ツールの検討事業」を実施するものである。
開催地
横浜市
実施概要
■ 事業実施前アンケート調査
事業の実施に先駆けて、参加機関の職員を対象に、各機関がどのようにニーズ把握(アセスメント)や連携を行い、そこにどのような課題があり対応しているかについて、現状を把握するために実施- 【調査対象者】
- 本事業参加機関の職員
- 【調査期間】
- 平成28年9月21日(水)~10月5日(水)
- 【調査方法】
- 自記式質問紙票(選択、自由回答)による郵送調査を実施
- 【アンケート発送数】
- 15件
- 【回答数】
- 14件(回収率93%)
■ 第1回関係機関合同会議
事前アンケート調査の結果報告を踏まえ、関係機関の連携による途切れない支援のための共通支援ツールの検討に向けて、各機関の現在の課題と本事業のこれからの進め方についての共有を図ることを目的に実施- 【日時】
- 平成28年10月26日(水) 13:00~14:00
- 【会場】
- (株)崎陽軒ヨコハマジャスト1号館 2・3会議室
- 【プログラム】
- ア:事前アンケート調査の結果報告と事業説明
- イ:関係機関の紹介
- ・スーパーバイザー、助言者の紹介
- ・各機関の取組説明
- ウ:全体意見交換
- 【参加者】
- 15名
■ 事例検討会
犯罪被害者等の多様なニーズの把握と多機関連携支援に向けて、関係機関で共通して使用できる支援ツールの開発を目的に実施 <第1回事例検討会>- 【日時】
- 平成28年10月26日(水) 14:10~17:00
- 【会場】
- (株)崎陽軒ヨコハマジャスト1号館 2・3号室
- 【テーマ】
- (仮称)ニーズアセスメントシートの検討及び利用について
- 【参加者】
- 19名
- 【日時】
- 平成28年11月16日(水) 9:30~12:30
- 【会場】
- (株)崎陽軒ヨコハマジャスト1号館 2・3号室
- 【テーマ】
- 仮想事例によるツールの検証及びツールの検討と今後の利用について
- 【参加者】
- 13名
- 【日時】
- 平成28年12月21日(水) 9:30~12:30
- 【会場】
- (株)崎陽軒ヨコハマジャスト1号館 2・3号室
- 【テーマ】
- 仮想事例によるツールの検証及びツールの検討と今後の利用について
- 【参加者】
- 13名
■ 第2回関係機関合同会議
事業を通じて得られた成果について、参加機関に報告するとともに、共通支援ツールの活用等による今後の連携支援の推進に向けた意見交換を行うことを目的に実施- 【日時】
- 平成29年1月18日(水) 9:30~11:30
- 【会場】
- (株)崎陽軒ヨコハマジャスト1号館 2・3会議室
- 【プログラム】
- ア:「共通支援ツール検討」事業の報告
- イ:全体意見交換
- <意見交換の視点>
- ・共通支援ツールを用いた途切れない支援のための連携について
- ・事業の継続発展について
- ・連携支援のさらなる推進について
- ウ:助言者・スーパーバイザーによる講評
- 【参加者】
- 13名