国家公安委員会委員長 松本 純
皆様、こんにちは。御紹介をいただきました国家公安委員会委員長の松本純でございます。犯罪被害者週間の中央イベントを開催するに当たり、一言御挨拶を申し上げさせていただきたいと存じます。
本日は、講演者やパネリストの方々を始め、多くの皆様方に御出席をいただき、誠にありがとうございます。皆様御案内のとおり、12年前の本日、犯罪 被害者等基本法が成立いたしました。そのため、政府では毎年11月25日から12月1日までを犯罪被害者週間として、国民の皆様に犯罪被害者の置かれている状況や支援の必要性について考えていただくことを目的に、このようなシンポジウム等を開催させていただいております。本日は、性犯罪被害者支援をテーマに、基調講演とパネルディスカッションを行うこととしております。これは、本年4月1日に閣議決定された第3次犯罪被害者等基本計画に、性犯罪等の被害が潜在化しやすい犯罪被害者等に対する適切な支援が盛り込まれていることを踏まえたものでございます。会場の皆様に置かれましては、性犯罪被害者の置かれている状況や支援の内容について、御理解と御関心を深めていただければ幸いと存じております。
最後に、今回、犯罪被害者等に関する標語で最優秀賞に輝きました「支え合い 寄り添う心 育んで」にありますとおり、本大会が、犯罪被害者等を社会全体で支え、寄り添い、犯罪被害者等が再び平穏な暮らしを営むことができる社会の実現の一助になるよう御祈念を申し上げ、簡単でございますが、私の御挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございます。