中央イベント:閉会の挨拶

内閣府犯罪被害者等施策推進室長 杵淵 智行

内閣府犯罪被害者等施策推進室長の杵淵でございます。本日は長時間にわたり、また、お忙しい中、「犯罪被害者週間」中央イベントにご来場いただき誠にありがとうございます。

パネルディスカッションでは、佐藤様、渡邉様、北口様から、犯罪被害に遭われた方々の悲しみや苦しみは、被害直後だけではなく、ずっと続くこと。また、同じ事件のご家族の中でも、個々に必要とする支えは違うということや、犯罪被害に遭われた方々が再び平穏な生活に戻るためには、同僚・友人・近所の人などとしての配慮が重要であることなどについて貴重なお話をうかがいました。

本日のプログラムとしては終了させていただきますが、お帰り途中、6階フロアでも、犯罪の被害によって失われた命の重さを感じていただけるよう、交通犯罪によって命を奪われた年少の被害者の「いのちのメッセージ展」を行っています。また、被害者の周囲の方々に知っておいていただきたいことをはじめ,様々な機関・団体による支援等についてご紹介するパネルも掲示しておりますので、お時間に余裕のある方は、是非ご覧下さい。

そして、本日の「犯罪被害者週間」中央イベント後、社会全体で犯罪被害に遭われた方々を支える気運を高めていく一端を担っていただけますよう心から祈念いたしまして、私の閉会の挨拶とさせていただきます。本日はありがとうございました。

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