中央大会:閉会の挨拶

内閣府犯罪被害者等施策推進室長 杵淵智行

内閣府の犯罪被害者等施策推進室長をしております杵淵でございます。本日は長時間に渡り、またお忙しい中、国民のつどい中央大会にご来場いただきまして誠にありがとうございました。ご登壇いただきました大谷實先生、そして今年度の犯罪被害者等に関する「標語」最優秀作品を作って下さった原義信様、渡辺知美様、遠路お越し下さりありがとうございました。

本日上映しました映画のモデルとなったご夫妻は、今から46年前に犯罪被害によりご子息を亡くされました。突然犯罪被害により家族を失ったあと、人はどう生きていくのでしょうか。この映画は、皆様に犯罪被害者のための施策の必要性について考えていただくきっかけとしてふさわしい作品ではないかと思い、上映させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

また、大谷先生からは60年代、70年代当時の様子や映画公開にまつわる裏話、さらに映画公開後の犯罪被害者施策、支援の進展について貴重なお話をいただきました。ホールの外には、先生のお話や映画にも出てきた犯罪被害者への給付制度等、現在の国の犯罪被害者のための各種施策や民間支援団体による取り組みを紹介するパネル展示を行っております。お時間に余裕のある方はぜひご覧いただければと思います。

そして本日の「国民のつどい」中央大会後、社会全体で犯罪被害に遭われた方々を支える気運を高めていく一端を担っていただけますよう、心から祈念をいたしまして、私の閉会の挨拶とさせていただきます。本日はどうもありがとうございました。

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