■兵庫大会:犯罪被害者手記の朗読

チームSIEN結

皆様、こんにちは。私たちは兵庫県公安委員会指定、犯罪被害者等早期援助団体、NPO法人ひょうご被害者支援センターのボランティア有志で結成いたしました劇団「チームSIEN結」のメンバーでございます。よろしくお願いいたします。

この劇団は、子どもたちを初め広く県民の皆様に犯罪被害者の方々の想いを伝え、被害者の方々の人権尊重や被害者支援とは何かということをご理解いただき、そして何よりも、なくしてしまうと二度と取り返しのつかない命の大切さを実感していただこうと結成いたしました。

現在、劇団は兵庫県警警務部警務課被害者支援室の方々と一緒に、県内各地の中学校、高校、それからPTA、地域の集まりなどを回らせていただいて、犯罪被害者ご遺族の講演会の開催や、劇団メンバーがご遺族の手記を朗読、またそれを聞いた中学生に扮しての対話劇を提供するという命の授業を展開させていただいております。

本日ご列席の皆様方には、犯罪被害者ご遺族で結成されました「六甲友の会」、こちらでつくられております手記集「おもかげ」の中から、Oさんが書かれた手記を聞いていただきます。

Oさんは、平成12年、一人息子さんを集団暴行事件で亡くされました。そのときの母の想いを意見陳述書という形で書いておられます。今からメンバーがこの母の想いを、心を込めて読ませていただきます。どうぞ皆様方も気持ちを落ち着かせていただいて、耳を澄ませてお聞きください。

(手記朗読)

静かに聞いていただき感謝しております。ご遺族の気持ち、少しでもお伝えできたならと思っております。本当にありがとうございました。

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