■中央大会:閉会あいさつ

内閣府犯罪被害者等施策推進室長 太田 裕之

ただいまご紹介をいただきました内閣府で犯罪被害者等施策推進室長をしております太田でございます。

本日は長時間にわたり、またお忙しい中、国民のつどい中央大会にご参加をいただき、まことにありがとうございました。

皆様ご案内のとおり、犯罪被害者等基本計画では、11月25日から犯罪被害者等基本法の成立いたしました本日12月1日までを犯罪被害者週間に設定いたしまして、集中的な啓発活動を展開することとしております。今年も千葉、兵庫など、全国4カ所で国民のつどい地方大会を開催し、その締めくくりといたしまして、本日の中央大会を開催させていただきました。

ご講演をいただきました糸賀様、またパネルディスカッションにご参加いただきました小林様、河原様、加藤様、千載様、本当にありがとうございました。

犯罪被害者が望む支援策、そして性犯罪被害者支援のあり方について、活発な議論がなされ、大変有意義な講演、パネルディスカッションであったというふうに思います。出されました意見やご提言などは、今後の施策の策定・推進に大いに役立たせていただきます。

また、展示コーナーに出展いただきました被害者団体、支援団体の皆様、また標語やイラストに応募していただきました皆様にも、厚く感謝申し上げます。国民の犯罪被害者等への理解が深まり、支援の輪がさらに広がったのではないでしょうか。

私は犯罪被害者の方々へ、その社会がどのような取り組みをしているかが、その社会の文明度や成熟度の指標であると考えております。犯罪に遭われた方々がその尊厳を重んぜられ、それぞれの状況に応じた適切な支援を途切れることなく受けられるような社会にするには、国や地方公共団体による取り組みのみならず、国民一人一人の理解、それに基づく支援、協力を欠かすことはできません。これからも皆様のご理解、ご支援をどうかよろしくお願い申し上げます。

最後になりましたが、本大会に共催をいただきました文京区初め、ご協力いただきました関係団体の皆様に改めて感謝を申し上げ、閉会のごあいさつといたします。

本日はまことにありがとうございました。

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