6 回復状況とその影響要因

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6-4 生活上の変化(ライフイベント)との関係

主観的回復度の高い層では「学校や職場、地域の人々との関係が親密になった」、「自分が結婚した」等のポジティブなライフイベントを経験している。一方、主観的回復度が低い層では「学校や職場、地域の人々との関係が悪化した」、「自分が別居・離婚をした」等のネガティブなライフイベントを経験しており、回復状況と生活の変化に相関関係があることがわかる。但し、回復度が高まったためポジティブなライフイベントを経験したのか、ポジティブなライフイベントを経験したため回復度が高まったのか、というような因果関係は証明されていないため、施策を考える上では因果関係に留意する必要がある。

  図表 6-14 ライフイベントと回復状況の関係

図表 6-14 ライフイベントと回復状況の関係

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