第3章 組織犯罪対策 |
3 銃器情勢とその対策
(1)銃器情勢
平成23年中の銃器情勢は、一般国民や民間企業を対象とする暴力団等によるとみられる銃器発砲事件が相次いで発生し、銃器を使用した事件(注)も180件発生するなど、依然として厳しい状況にある。(2)銃器対策
① 銃器の摘発
警察では、犯罪組織の武器庫の摘発や密輸・密売事件等の摘発に重点を置いた取締りを行うなど、総合的な銃器対策を推進している。② 国民の理解と協力の確保
警察では、20年5月、広く国民から拳銃に係る情報提供を促すことを目的として「拳銃110番報奨制度」を導入した。また、「銃器犯罪根絶の集い」等の催しを開催したり、民間ボランティア団体と連携した活動を行ったりすることで、銃器犯罪の根絶と違法銃器の排除を広く国民に呼び掛けている。 第2節 薬物銃器対策 |
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