コラム2 災害現場で活躍する機動警察通信隊
大規模な自然災害の発生時等においては、被災地の状況を的確に把握し、迅速な初動対応を行うことが重要である。機動警察通信隊は、直ちに現場に出動し、現場の状況把握に不可欠な映像の伝送を始め、現場の警察部隊の指揮命令や連絡に不可欠な臨時の無線回線の設定等の通信対策を行っている。
平成19年(2007年)能登半島地震や平成19年(2007年)新潟県中越沖地震の際には、ヘリコプターテレビや機動警察通信隊員の迅速な活動によって撮影した被災地の映像を、警察庁を通じて首相官邸にある危機管理センターにも提供し、政府の危機管理に貢献した。
平成19年(2007年)能登半島地震における機動警察通信隊の活動
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