第7章 公安委員会制度と警察活動の支え |
事例1
近畿管区警察局は、大阪府を拠点とする暴走族が、爆音を伴う暴走等を集団で行った事案の捜査について、関係府県警察の担当者を集めた捜査会議を開催するなど、指導・調整を行った。その結果、16年8月、大阪府警察、京都府警察及び滋賀県警察は、威力業務妨害罪及び道路交通法違反(共同危険行為等)で延べ105人を検挙した。 |
事例2
九州管区警察局は、管内各県の犯罪情勢を分析し、その結果を公表して市民に注意を喚起している。16年は、管内の少年犯罪情勢、暴走族の実態等を分析した「少年犯罪・暴走族情勢マップ」、高齢者・女性を対象としたひったくり等の被害状況を分析した「高齢者・女性の犯罪被害危険度マップ」を作成した。 |
事例3
16年11月、関東管区警察局は、サムターン回しやこじ破り等の侵入手口に対する捜査技術を向上させるため、捜査担当者を対象に「手口捜査実戦塾」を開催し、全国で敢行されている手口やその対策について指導した。
手口捜査実戦塾
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4 管区警察局の活動 |
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