10 高速道路における交通警察活動
(1) 高速道路ネットワークの現状
平成16年末現在、高速道路(高速自動車国道及び指定自動車専用道路をいう。)は、全国で138路線、9,373.9キロメートル(高速自動車国道7,341.1キロメートル、指定自動車専用道路2,032.8キロメートル)が供用されている。
今後、建設が見込まれる、列島横断道路として整備される路線は、中央帯により往復の方向別に分離されていない非分離二車線の部分が多く、山間部を通過することから、安全対策や雪氷対策等が必要となる。また、地方部で整備される路線は、簡易型インターチェンジの増加が予想されるなど、交通管理の難しい路線が増加する傾向にある。
(2) 高速道路における交通事故の現状
平成16年中の高速道路における交通事故の発生件数は1万3,797件、死傷者数は2万2,448人と、それぞれ前年より195件、564人減少した。また、死亡事故件数は272件、死者数は329人と、それぞれ前年より34件、22人減少した。
16年中の高速道路の死亡事故率(交通事故件数に占める死亡事故件数の割合)は、その他の道路の2.7倍となっている。また、貨物自動車による重大事故が多く発生しており、16年中の高速道路における死亡事故のうち、22.8%で大型貨物自動車が第一当事者となっている。