4 警察の体制 (1) 定員  〔1〕 平成16年度の警察職員の定員  平成16年度の警察職員の定員は総数28万1,588人であり、そのうち7,481人が警察庁の定員、27万4,107人が都道府県警察の定員である。 表9-1 警察職員の定員(平成16年度)  〔2〕 地方警察官の増員  著しく悪化している最近の治安情勢に的確に対応し、国民が求める安全と安心を確保するためには、警察の体制強化が不可欠であり、14年度に4,500人、15年度に4,000人、16年度に3,150人の地方警察官の増員が図られた。これにより、警察官1人当たりの負担人口は、全国平均で527人となった(人口は15年3月31日現在の住民基本台帳人口による。)。  15年12月に犯罪対策閣僚会議が策定した「犯罪に強い社会の実現のための行動計画」でも、「警察力の更なる強化を目指した地方警察官の増員を図る」とされており、今後とも必要な体制の整備に努めることとしている。 図9-3 警察官数と各種件数の推移(指数表)