(2) 高速道路における交通事故の現状  平成15年の高速道路における交通事故の件数は1万3,992件(前年比91件減)、死傷者数は2万3,012人(前年比201人減)であった。また、死亡事故件数は306件(前年比16件増)、死者数は351人(前年比13人増)であった。  高速道路では、わずかな運転ミスが重大事故に結び付きやすく、しかも死傷者数が多数となる場合が多い。15年中の高速道路の死亡事故率(交通事故件数に占める死亡事故件数の割合)は、その他の道路の約2.8倍となっている。また、貨物自動車による重大事故が多く発生しており、15年中の高速道路における死亡事故のうち、23.9%が大型貨物自動車によるものであった。 表6-13 高速道路における死亡事故発生件数・死者数の推移(平成6~15年)