(5) 特定の寄附の禁止違反事件、政治資金規正法違反事件 事例1 横浜市議会議員(48)は、平成15年2月ころ、3回にわたり、市議会議員選挙に関し、市と請負契約関係にある建設会社2社の役員らから現金合計100万円の寄附を受けた。15年5月、公職選挙法違反(特定の寄附の禁止)で検挙した(神奈川)。 事例2 宜野湾市長(64)らは、共謀の上、13年6月ころから7月ころにかけて、5回にわたり、同市内の建設業者5社から選挙運動資金として、自己が代表を務める後援会に対し、小切手(額面合計400万円)及び現金100万円の寄附を受けるとともに、同市長選挙に関し、市と請負契約関係等にある建設会社4社から寄附を受けた。15年3月、政治資金規正法違反及び公職選挙法違反(特定の寄附の禁止)で検挙した(沖縄)。