(2) 食の安全に係る事犯等の保健衛生事犯の現況と取締り  平成15年は、原材料にアレルギー物質が含有されていることを表示せずに食品を販売した事案や食品の産地を虚偽表示した事案が相次いで発生し、「食の安全」が大きな社会問題となり、警察でも、関連事犯の取締りを積極的に行った。 表3-36 保健衛生事犯の検挙状況(平成15年) 事例 食肉会社役員(49)らは、13年9月以降12月までの間、外国産鶏肉を国産と虚偽表示して販売した。15年2月までに、不正競争防止法違反及び詐欺罪で3法人、7人を検挙した(岩手、宮城)。